俳優ユ・アインの頻繁なプロポフォール(全身麻酔)投薬が“針恐怖症(先端恐怖症)”のためだという発言が出た。
3月2日、韓国地上波テレビ局MBCのニュースデスクは、ユ・アインが複数の病院に通いながら2年間で100回以上もプロポフォールを投薬していたことに対し、医療スタッフも懸念を示していると報じた。
ユ・アインの診療を担当したある病院長は、「睡眠麻酔をしすぎてはいけない」「病院を移ってはいけない」などの注意をユ・アインにメールで送っていたという。
これに関して、ユ・アインの関係者は「ユ・アインは皮膚疾患を患っているが、“針恐怖症”のため睡眠麻酔を要請したと聞いている」と釈明した。
しかし、行政機関の食品医薬品安全処によると、ユ・アインは2021年の1年間、73回にわたって4400ml以上のプロポフォールを処方されている。これは通常の範囲を超える水準だ。
そのため、警察はユ・アインが痛みを誇張して睡眠麻酔を要求し、プロポフォールを打たせたものと疑っている。
ユ・アインには現在、プロポフォールの過剰摂取はもちろん、大麻、コカイン、ケタミンなど計4種の麻薬を投薬した疑いが持たれている。警察は国立科学捜査研究院が送ってきたユ・アインの頭髪検査結果を受けたあと、携帯電話から確保した46万件余りのメッセージを分析している。
そして近いうちに麻薬類管理法違反の被疑者として召喚する方針だ。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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