“伝説的な女優”と呼ばれたシム・ウナの22年ぶりの復帰を主張したコンテンツ制作会社BY4Mスタジオが公式に謝罪した。
2月3日、BY4Mスタジオは公式立場を発表し、シム・ウナの復帰が事実無根であることを伝えた。
BY4Mスタジオは「当社は2022年2月頃、俳優シム・ウナのエージェントというA氏が代表理事を務める業者と契約を締結し、出演料総額30億ウォン(約3億円)のうち、15億ウォン(約1億5000万円)を支給した」と明かした。
しかし「シム・ウナの出演と関連して正当な代理権限があり、契約金を渡したというA氏の話」や「A氏が当社に提示した俳優の印鑑、関連捺印書類、メッセージ」などは、すべて虚偽のものだったことが確認された。
「A氏に対する厳重な法的責任を問い、当社内部的に検証手続きを徹底的に点検し、改善して再発防止に万全を期す」としたBY4Mスタジオは、「シム・ウナ、ご家族と共に、本社の報道に接した方々に事実ではない内容を伝え、ご心配をおかけしたことを深く謝罪する」と頭を下げた。
先立って2月1日、シム・ウナが22年ぶりにBY4Mスタジオと手を組んで復帰すると報じられた。
すでに契約金を支給したと報じられ、1990年代を代表するトップ女優の復帰に大きな注目が集まった。しかしシム・ウナ側がすぐに「事実無根」と反論し、疑問が残されていた。
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最近、当社は俳優シム・ウナさんとドラマ出演契約を昨年締結し、契約金を支給したと明らかにしました。
当社は2022年2月頃、俳優シム・ウナさんのエージェントというA氏が代表理事を務める業者と契約を締結し、出演料総額30億ウォンのうち、15億ウォンを支給しました。
しかし俳優シム・ウナさんの出演と関連して正当な代理権限があり、契約金を渡したというA氏の話と、A氏が当社に提示した俳優の印鑑、関連捺印書類、メッセージなどとあわせて、さらに俳優の代役を探して電話通話を斡旋するなど、一連の資料と行為がすべて虚偽であることが確認されました。
まず、このような議論でご心配をおかけし、俳優のシム・ウナさんとご家族の方々に申し訳ないという言葉を申し上げます。
当社は2022年からドラマ、映画事業を新規事業として進める過程で、特定のコンテンツ作品やアーティストの方々に迅速な意思決定で投資を断行し、そんななかで俳優シム・ウナさんにも業界最高の待遇と配慮をしようとしたなかで発生したことなので、さらに残念です。
当時、内部的な手続きに従ってリファレンスチェックをした結果、当社の担当者も業界の長年の経歴者であり、業界の有名な芸能企画制作者を通じてA氏を紹介され、A氏も過去に様々な有名エンターテインメント会社の代表を歴任した人として、エンターテインメント業界では広く知られた人物だったため大きな疑いはありませんでした。
今後、A氏に対する厳重な法的責任を問い、当社内部的に検証手続きを徹底的に点検し、改善して再発防止に万全を期します。
もう一度、俳優シム・ウナさん、ご家族と共に、本社の報道に接した方々に事実ではない内容を伝え、ご心配をおかけしたことを深く謝罪いたします。
◇シム・ウナ プロフィール
1972年9月23日生まれ。1993年にMBCの第22期公開採用タレントとしてデビュー。ドラマ『ファイナル・ジャンプ』『M~わたしはあなたを知らない~』『スッキ』『愛しているなら』など、出演する作品ごとにシンドロームを巻き起こし、一気にトップ女優に浮上した。また映画界からも注目され、映画『八月のクリスマス』をはじめ、『美術館の隣の動物園』『カル』『Interviewインタビュー』など、数多くのヒット作を持つ。2001年に突然引退し、2005年に政治家のチ・サンウクと結婚。以降は家庭生活に専念している。
■21年ぶりに復帰と話題のシム・ウナだが…本人が完全否定「虚偽報道」
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