90年代を代表する女優シム・ウナの“復帰説”について、シム・ウナ側とコンテンツ制作会社の立場が分かれ、疑問だけを残している。
シム・ウナと最も近いといえる夫で政治家のチ・サンウクは「事実無根」を主張し、制作会社BY4Mスタジオは「復帰を共にできて光栄」と明らかにした。
2022年3月に浮上した復帰説のときと同じように、シム・ウナが直接立場を明らかにしなければならない状況に見える。
2月1日、シム・ウナの復帰説が約11カ月ぶりに再び提起された。報道によると、BY4Mスタジオの関係者がシム・ウナと作品出演契約を締結し、現在復帰作を選択中だという。
今年撮影に入るのが目標で、シム・ウナの復帰が22年ぶりに行われると伝えた。
シム・ウナは知人の紹介でBY4Mスタジオと昨年、作品出演に関する契約の話を進めた。過去最高の出演料を受けることにし、契約後、相当な契約金が支給されたともされた。
昨年3月にもBY4Mスタジオと手を組んで復帰すると報じられたが、シム・ウナは当時、自ら「該当記事は事実無根であることを知らせる。BY4Mスタジオという会社は名前を聞いたこともない。このような虚偽報道に対しては法的対応も検討する。無分別な憶測報道は控えていただきたい」と明らかにした。
BY4Mスタジオを「聞いたこともない会社」と強調してまで契約はもちろん、復帰説も「事実無根」であることを主張したシム・ウナだったが、再びBY4Mスタジオと絡むことになった。
復帰説が提起され、先に出たのはシム・ウナ側だった。シム・ウナの夫チ・サンウクがとあるメディアを通じて「シム・ウナが新しいドラマで復帰するという報道内容は事実無根だ。シム・ウナはコンテンツ制作会社というBY4Mスタジオとまったく接触したことがない。契約金を受け取ったことさえない」と主張した。
特にチ・サンウクは電話取材を受けていたとき、シム・ウナがそばにいるとし、「シム・ウナが今日のニュースを見て当惑し、そのような事実はないという。今はとても不愉快だ」と話した。
一方でBY4Mスタジオ側の公式立場は、シム・ウナ側の主張とは正反対だった。
BY4Mスタジオ側は「当社は昨年、女優シム・ウナと作品出演の契約を締結して契約金を支給した。今年、復帰作を確定し、制作することを目標にしている」と明らかにした。
続けて「当代最高の女優シム・ウナの演技活動復帰を共にできて光栄」とし、シム・ウナの復帰を既成事実化した。
シム・ウナ側とBY4Mスタジオ側の立場が正反対で、残ったのは疑問だけだ。なぜ両者が異なる立場を示したのかという疑問だけが残ったなかで、これを解決できるのはシム・ウナ本人だけだ。
今回もシム・ウナが自ら立場を発表し、事態を収拾するのか注目される。
(記事提供=OSEN)
◇シム・ウナ プロフィール
1972年9月23日生まれ。1993年にMBCの第22期公開採用タレントとしてデビュー。ドラマ『ファイナル・ジャンプ』『M~わたしはあなたを知らない~』『スッキ』『愛しているなら』など、出演する作品ごとにシンドロームを巻き起こし、一気にトップ女優に浮上した。また映画界からも注目され、映画『八月のクリスマス』をはじめ、『美術館の隣の動物園』『カル』『Interviewインタビュー』など、数多くのヒット作を持つ。2001年に突然引退し、2005年に政治家のチ・サンウクと結婚。以降は家庭生活に専念している。
■21年ぶりに復帰と話題のシム・ウナだが…本人が完全否定「虚偽報道」
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