俳優のチェ・ジョンヒョプが軍免除を受けた理由を打ち明け、俳優としてさらに成長するという意志を示した。
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ドラマ『社長をロック解除』(原題)を終えたチェ・ジョンヒョプは1月16日、ソウル・江南区のあるカフェで本紙『スポーツソウル』と会い、「てんかん持ちのため、5級の『戦時勤労役(有事時出動)』判定を受けた」と告白した。
1993年5月生まれのチェ・ジョンヒョプは、これまで兵役について言及してこなかった。彼が言い渡された「5級」戦時勤労役は現役服務ができず、戦時には勤労者として招集される。
チェ・ジョンヒョプは地上波デビューを果たしたドラマ『ストーブリーグ』を撮影する前、てんかんと診断されたと打ち明けた。
「初めて身体検査を受けた時、4級の補充役・社会服務要員を受けた。俳優を準備しながら、兵役が敏感な問題であることをわかっていたので行くのが正しいと思った。それで熱心に体調管理をした。ところが、4年間軍隊に行かないと再度身体検査を受ける。その時、脳波検査を行いてんかんの判断を受けた」
21歳まで留学した南アフリカ共和国でその症状を初めて経験したという彼は現在、病症を緩和させる薬を飲んでいる。
「初めて発作を起こして倒れた時は貧血かと思った。韓国に来て、大学の入試中にも倒れたがダイエットのしすぎで栄養不足だと思い過ごした。撮影中に倒れたこともある。これからは症状が出たらすぐに薬を飲んで、余裕を持ってスケジュールをこなそうと思う」
まだ「俳優」という肩書きを恐縮だというチェ・ジョンヒョプ。昨年は地上波初主演作『時速493キロの恋』で新人賞を受賞するなど、自他ともに認める“ライジングスター”として注目されている。
最後に「あまりにも早く来てしまったので、とても足りなかった。だからこそ努力して良い姿を見せようと必死でやってる。僕が主人公だとは思わないようにしてる。すべての作品が、すべてのキャラクターが調和して作られるものではないか。作品を一緒にやりたいと思われる俳優になりたい」と意気込みを見せた。
なおチェ・ジョンヒョプは2021年放送のドラマ『わかっていても』で、女優ハン・ソヒに長年片想いしてきたヤン・ドンヒョク役を演じた。サブの男性主人公にもかかわらず、爽やかな好青年役がウケて支持された。
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