女優ユン・ウネの干證(主にキリスト教において、自身の宗教的体験、神などの存在を主張すること)映像に対して不必要な雑音が膨らんでいるなか、騒動の顛末が明らかになった。
また、ドラマの撮影現場で礼拝を強要した過去のエピソードも、事実ではないことが明らかになっている。
1月17日、韓国メディア『OSEN』が取材した結果、ユン・ウネは最近、ソウルなど首都圏の教会が集う修練会に参加した際、一山(イルサン)クァンリム教会のパク・ドンチャン牧師から「干證をしてくれるか?」という要請を受け、舞台に立ったという。
しかし、この映像がオンラインコミュニティを通じて広がったことにより、不必要な雑音が起こった。「宗教生活に熱心なようなユン・ウネ」というタイトルで広まった映像でユン・ウネは、マイクを握って歓声を上げていた。これまでのドラマやバラエティでは見られなかった姿と発声が驚きを誘った。
その後、驚きは思いがけない誤解として広がり、議論に。ユン・ウネの姿は、最近メディアで否定的に扱われた宗教人の姿に見えたとして誤解が生じたのだ。
ユン・ウネは正常なキリスト教、プロテスタントを信じる敬虔なクリスチャンとして有名だ。宗教活動はもちろん、大小の寄付にも参加し、善行の先頭に立って影響力を発揮してきた。
しかし、この証言映像が予期せぬ誤解を招き、不要な議論が起きたのだ。その後、『OSEN』が取材した結果、ユン・ウネの率直で真心のこもった姿に多くの人が共感し、感動を受けたとされている。
映像を見たネットユーザーの一部は、「なぜこれが問題なのか。それがもっとおかしい」「教会で証言することはおかしくない」「教会ごとに雰囲気が違うように、証言も多様だ」などの意見で、ユン・ウネの証言が異常ではないという反応を示している。
この騒動に伴い、ユン・ウネが出演した2009年のドラマ『お嬢様をお願い!』の厄払いの場に牧師を招待し、スタッフや出演者と礼拝文を朗読したというエピソードにも注目が集まった。
当時、相手役を演じた俳優のユン・サンヒョンは仏教、チョン・イルはカトリック教であるにもかかわらず礼拝文を朗読させ、“礼拝強要”と物議を醸したことがある。
招待された牧師もまた、「ドラマが始まる時、ユン・ウネが一緒に礼拝をしたくて来ることになった。かなり恥ずかしいですが、いいですね」と恥ずかしがる姿がカメラに収められていた。
しかし、これは事実無根で、ユン・ウネ側も過去の疑惑について一線を引いている。
(記事提供=OSEN)
◇ユン・ウネ プロフィール
1984年10月3日生まれ。1999年にアイドルグループ「Baby V.O.X」で芸能界デビュー。2002年の映画『緊急措置19号』で女優にデビューし、『宮 -Love in Palace-』(2006)でドラマ初主演を務めた。その後も『コーヒープリンス1号店』(2007)、『お嬢さまをお願い!』(2009)などに出演して人気女優に。熱心なクリスチャンとしても有名。
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