パク・ミニョンとカン氏の熱愛説は9月28日に一気に膨らんだ。韓国メディア『ディスパッチ』はこの日、2人が互いの実家を行き来しながら両家公認で交流するほど深く交際していると報道した。
特にカン氏を“隠遁の財力家”と呼び、不正な方法で富を蓄積してきたという疑惑を提起した。 同メディアによると、カン氏は過去、詐欺事件に関わったことがあり、不正融資に加担して100億ウォン以上を騙し取ったという。 2020年には230億ウォンを調達し、瞬く間に上場会社3社の実質的な所有者になったというのだ。
パク・ミニョンの実姉が、カン氏が所有していると知られたINBIOGENの社外取締役に登載されていたという事実も明らかになった。
これによって、パク・ミニョンとカン氏が恋人関係を越えてビジネスパートナーではないかという推測が出た。一部では家族まで絡まっているだけに、パク・ミニョンがカン氏を巡る議論から完全に自由ではないという見方もあった。
しかし、パク・ミニョンは予想よりさらに強力な勝負に出た。
雑音が生じて1日足らずでカン氏と別れることにしたのだ。突然の別れに胸が詰まるという意見も存在するが、パク・ミニョンが今の状況で選べる選択肢は事実上としては多くなかったと推察される。
疑惑を解消しなければならないのは、公人であるパク・ミニョンの口に関心が集まったためだ。 パク・ミニョンは「代理釈明」、「沈黙」、「決別」という選択肢のうち、「決別」を選んだ。
疑問に思うほど速い決別宣言は、9月21日から放送開始となったtvNドラマ『月水金火木土』に被害を及ぼさないためと解説される。
パク・ミニョンに代わって釈明に乗り出したクォン代表は「『月水金火木土』撮影を無事に終えることが今の最優先課題」として「今後も誠実に俳優として公人として、責任感を持って臨む」と強調した経緯がある。
現時点で報道されている事実を順番に復記すれば、「これ以上パク・ミニョンを批判する名分がない」という結論に到達する。
詐欺疑惑も、迂回融資も、借名取引も、着服もすべて主体はカン氏なのだ。パク・ミニョンはそんなカン氏と付き合い、一時は真剣な間柄だったが、今は別れた。現在としてパク・ミニョンについて明確に言える部分はこれがすべてだ。
実の姉がINBIOGENの社外理事だったという理由で深く介入したと見ることさえ、根拠のない推測に過ぎない。
しかし、一部のネットユーザーはパク・ミニョンを非難したい様子だ。彼らに聞きたい。 どんな選択が最善かと。
「時間を戻して最初からカン氏と付き合わなければどうだったろうか」という仮定は無意味。過去は過去だ。パク・ミニョンは彼と別れ、自身の今後については慎重を期するだろう。 あえて彼女に物差しを突きつけたければ、今後パク・ミョンが約束を守っていくかに焦点を置くことが有意義だろう。