「ここ最近は、今日一日を楽しく過ごそうという気持ちで生きている」
10月23日、新ドラマ『時間が止まるその時』(KBS W)の制作発表会がソウル永登浦(ヨンドゥンポ)で行われた。
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主演のキム・ヒョンジュンは洗練されたスーツ姿で会場に訪れ、クァク・ボンチョル監督をはじめ、アン・ジヒョン、イン・ハリョン、ジュ・ソクテらとともに取材陣の前に立った。
彼は、「4年という月日を経て『時間が止まるその時』のムン・ジュンウ役で復帰したが、思ったよりも多くのメディアが関心を寄せてくれることに感謝したい。この4年間さまざまな出来事があって、たくさん心配をおかけした。正直に言うと、どうお詫びを申し上げればいいか分からないが、演技と音楽で報いたいという言葉よりは、生きていくうえで人間らしい姿で報いたいとお伝えしたい」と語る。
2014年の『感激時代~闘神の誕生』(KBS2)以来、4年ぶりのドラマ復帰を果たすキム・ヒョンジュン。
4年ぶりに撮影現場を訪れた感想について、「期待半分、怖さ半分だった。はじめはうまくやり遂げられるだろうかという心配が浮かんだが、幸いなことに事前制作ならではのメリットがあった。この4年間、設備やシステムがだいぶ変わっていて、数日撮影したら数日休むというシステムになかなか慣れなかった。徹夜で撮影をするとか、即席の台本で臨むような環境ではなかった。また、無線装置を多く使ったため、撮影の準備時間も早まっていた」と、述べる。
また、これから予想される視聴者の反応を聞かれると、「どう見られるかは分からないが、深く考えたらきりがない。キャラクターを演じきるのに何が一番大事な要素なのか、それだけを考えた。事前制作の作品なので3ヵ月間自ら研究し、頑張ってきた。それを判断するのは視聴者の役割。どうか温かい目で見てほしい」と話した。
「正直、この場は僕にとって気楽ではない。それだけ覚悟を決めてきた」という彼は、ここ4年間の生活についても語っている。