2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
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彼、彼女たちは今、どうしているのだろうか。シリーズでお届けする意欲企画。今回はバイリンガルのイケメン俳優ダニエル・ヘニーだ。
日本でも多くの反響を呼んだ韓流ラブコメの傑作『私の名前はキム・サムスン』。その劇中で異彩を放っていたのが、医師ヘンリー・キムだろう。
チョン・リョウォン演じるヒジンに愛を捧げる彼は、流暢な英語を話してひと際目立ったが、それもそのはず。ヘンリー・キムを演じたダニエル・ヘニーは、韓国人の母とイギリス系アメリカ人の父の間に生まれたアメリカ人なのだから。
もともと香港や台湾などでモデルとして活躍したあと、『私の名前はキム・サムスン』での演技が評価されて、MBC演技大賞の新人賞を受賞したダニエル・ヘニー。2006年にはドラマ『春のワルツ』で主役の1人を演じ、2007年には映画『マイ・ファーザー』で大韓民国映画大賞新人男優賞などを受賞した。
ただ、ドラマは2010年の『逃亡者 PLAN B』、映画では2011年の『パパ』以降、韓国作品で見かけることはない。
というのも、アメリカのドラマ『クリミナル・マインド』、アニメ『ベイマックス』シーズンの声優など、ダニエル・ヘニーは今やグローバルに活躍中だからだ。
企業広告やバラエティ番組でときたま彼の姿を見ることはあるが、韓国ドラマや映画の出演はかれこれ10年近くないダニエル・ヘニー。いつかその雄姿を再び韓流ドラマで見たいものである。
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