7億ウォン(日本円=約7000万円)以上の常習賭博容疑で物議をかもした人気ガールズグループS.E.S出身のシューが近況を伝えた。
シューは1月19日、自身のSNSに「物議をかもしてから長い時間が経ち、こうして挨拶を申し上げる理由は、恐怖のせいで隠れていては私の心をファンや国民の皆さんに伝えることができないと思ったからだ」とし、自筆の謝罪文を掲載した。
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シューは2018年6月、ソウルにあるホテルカジノで知人2人からそれぞれ3億5000万ウォン(約3500万円)と2億5000万ウォン(約2500万円)を借りた後、返済せず詐欺の疑いで告訴された。
裁判所は2019年2月、シューに国外常習賭博容疑を適用して懲役6カ月、執行猶予2年を宣告している。
以下はシューが公開した全文。
こんにちは。久しぶりに挨拶することになりました。ユ・スヨン(シューの本名)です。
物議をかもしてから長い時間が経ち、このように挨拶を申し上げる理由は、恐怖のせいで隠れてばかりいては、私の真心をファンの方々と国民の皆さんにお伝えすることができないと思ったからです。さらに遅れてはいけないと思い、勇気を出してこのように書くことにしました。
まず、私のせいで傷ついたファンの方々と国民の皆様に頭を下げてお詫び申し上げます。
私のために発生したすべての問題を整理して、一日も早く皆さんの前に立ちたかったのですが、私の名前と家族が言及されて、事実と異なる報道記事が出て、とても怖かったです。
そうするうちにもう4年という歳月が流れてしまいました。そのため、お詫びを申し上げるのも遅くなり、重ねて申し訳ございません。
2018年後半、知人に誘われて始めたギャンブルは次第に規模が大きくなり、気が気でなくギャンブルに没頭するようになってしまいました。
これによって私は不動産など、十数年間の芸能生活で集めたすべての財産を失って借金を重ね、敗家亡身(身を滅ぼすという意味)の域にまで達しました。
当時は本当にそれによって自己破産や「極端な選択(自死を意味する言葉)」をしたくなるほど絶望的な状況でしたが、そのような選択は私の家族、私によって被害を受けたすべての方々に対して道理ではありませんでしたし、だからといってすべての問題が終わるわけではないと思ったので、私はこの4年間、問題を解決するために努力しました。
特に私の債務によって、私が所有する建物の借り主の方々の賃貸借保証金まで仮差し押さえされるなど、大きな被害を受けている状況でしたので、その方々がさらに大きな被害を受けないように債権者たちに最善を尽くして借金を返済してきました。
そのために(借金を返すために)総菜屋で働いてみたり、東大門市場で服を販売してみたり、知り合いの食堂で働きながら債務返済のために最善を尽くしました。
もちろん、だからといって私が犯した過ちがすべてなかったことになるわけではないということは、よくわかっています。
また、これらに対する弁解の余地がないという点も承知しております。そのため、この4年間、心から反省する気持ちで生きてきました。
私は再び愛される資格があるかということを、自ら振り返る時間でした。一日も早く債務を解決して、皆さんにお詫びの言葉を申し上げたい気持ちばかりでした。
S.E.Sのメンバーたちにも本当に申し訳ないと伝えたいです。
私のために大きい苦難を経験しながらも、いつも私のことを先に心配してくれて、私が「極端な選択」をせぬように正してくれました。この場を借りて、パダ・オンニ(姉さんという意味)とユジンに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。
私の間違った行動によって苦しめられた方々に、もう一度心よりお詫び申し上げます。私を信じてくださった視聴者、ファンの方々、心から申し訳ありません。善処を求めるのも恥ずかしいことですし、その資格さえないこともよく知っています。
数え切れないほど悩んで、また悩んで、これからも悩んでいきます。挨拶が遅れてしまいましたが、これからもこの心を守り、二度と皆さんを失望させないよう、私によって傷ついた方々に報いることができるように最善を尽くします。
これから何をしようと私がS.E.Sで初めてデビューした24年前の初心を忘れず、本当に熱心に生きていくユ・スヨンの人生をお見せします。
最後にもう一度、申し訳ありませんでした。長文を読んでくださってありがとうございます。
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