深夜に電話で1時間以上も暴言…“前科持ち”50代韓国俳優に懲役6カ月「法の厳しさ示す必要あり」

2022年01月07日 話題

深夜に飲食店に電話をかけ、1時間40分に渡り暴言を吐いた50代の脇役俳優A氏に大法院(最高裁判所)が懲役刑を科した。

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A氏は飲食店やコンビニ、パン屋などで働く従業員を相手に常習的に暴言や乱暴を働き、何度も処罰を受けた前歴がある。

このように、不特定多数の人物を苦しめてきたことから、一審では「実刑判決を下し、法の厳しさを示す必要がある」とし、実刑が確定。これにA氏側が不服を示し控訴したあと、大法院まで上告した。

大法院3部(主審アン・チョルサン大法官)は1月7日、業務妨害の容疑で起訴されたA氏に、懲役6カ月の原審が確定したことを発表した。

A氏は去る2020年9月、ソウル江西(カンソ)区の自宅でトッポギ屋に料理を注文したあと、店主が自分の注文を無視したとし、深夜に1時間40分、計18回にわたって電話で暴言を吐いたとして、裁判にかけられていた。

当時、A氏は「狂った××だ」「殺してやる」「お前の両親を殺す」など暴言を吐いたという。調査の結果、店主はA氏の電話対応でほかの注文電話に出られず、調理もできていなかったことがわかった。

A氏は同年12月にも江西区のパン屋で騒ぎを起こした。当時、A氏は酒に酔った状態でパン屋に入り、店員から「決済を助けました」と伝えられると、「お前が何を助けてくれたんだ」と言いがかりをつけ、約17分間暴れたという。

A氏は過去にも同様の犯行で数回処罰を受け、2019年には業務妨害で懲役10年、執行猶予2年の宣告を受けていた。

一審は今回、「実刑判決を下し、法の厳しさを示す必要がある」として懲役6カ月を言い渡し、A氏が控訴した二審でも原審が維持された。

結局、A氏は大法院まで抗告の手続きを踏んだが、大法院も「一審の判断に過ちはない」とし、実刑を確定した。

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