韓国tvNの新ドラマ『不可殺 -永遠を生きる者-』(Netflixで同時配信予定)が、新しい挑戦に乗り出す。
同作は、妖怪・不可殺となって死ぬことができない男が、人間として600年間転生を繰り返す女を追う物語。転生を繰り返しながら過去から現在まで因縁が絡み合った人々のエピソードを描く切なくも美しいファンタジーだ。俳優イ・ジヌク、クォン・ナラ、イ・ジュン、コン・スンヨンらが出演する。
脚本を手がけたクォン・ソラ、ソ・ジェウォンは「不死の存在に対する物語、強烈な復讐劇を書きたかった。韓国人にはお馴染みの縁とカルマに関する話がしたかった」と企画意図を明かした。
不死の存在が登場する興味深い世界観については、「古代韓国に人間と人間ではない存在、すなわち鬼物が存在したという仮想の世界観だ。韓国の妖怪に関する文献を参考にし、いろんな妖怪消えた中で不可殺だけが現在まで生き残ったという設定にした。海外のファンタジー作品にはこういう存在が多いが、韓国にはいないので韓国的な不死身の存在を新しく作った」と伝えた。
前作『客 -ザ・ゲスト-』を通じてエクソシズムとシャーマニズムが結合した「韓国型リアルエクソシズム」という新しいジャンルを切り開いたことに続き、今回も韓国的な要素を取り入れている。
2人は「韓国的な素材と情緒を伝えなければ、視聴者も共感できないと思う。韓国的なもの、韓国人の情緒を盛り込むもの。こういう作業はずっと続けてきたものなので、今後もそういうカラーを盛り込む予定だ」と述べた。
また、キャラクターに息を吹き込む俳優たちへの愛情も表した。
イ・ジヌク(タンファル役)、クォン・ナラ(ミン・サンウン役)、イ・ジュン(オク・ウルテ役)、コン・スンヨン(タンソル役)らが集まった時は「復讐劇の激しい感情をしっかりと吐き出す演技力を持った方々だと思った。演技力だけでなく、外見とイメージもキャラクターにぴったりだった。作家としては最高のキャストだ」と語った。
最後には「復讐」「感情」「秘密」の3つのキーワードを伝えながら「凄まじい復讐劇が与える面白さと、憎悪と愛情と悲しみが複雑に絡み合った感情が与える没入感、そして隠された秘密と過去が明るみに出て最後まで追い詰める緊張感。この3つがストーリーに最も力を入れた部分だ」と紹介し、本編に期待を高めた。
新ドラマ『不可殺 -永遠を生きる者-』は韓国tvNにて12月18日21時に放送開始。日本ではネットフリックスで同時配信される。全16話予定。
(記事提供=OSEN)
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