元Wanna Oneカン・ダニエル、いよいよ法廷争いを開始。激しい対立の終着点はいかに

2019年04月24日 話題 #Wanna One

元Wanna Oneカン・ダニエルとLMエンターテインメントの法廷争いが始まった。

4月24日、ソウル中央地方裁判所民事第51部(パク・ボムソク判事)では、カン・ダニエルがLMエンターテインメント側に提起した専属契約効力停止仮処分申請に対する審問が開かれた。

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今回の法廷には、カン・ダニエル側の法定代理人を務めるヨム・ヨンピョ弁護士をはじめとした法務法人(有)ユルチョンと、LMエンターテインメント側の法定代理人を務めるクォン・チャンヨン弁護士をはじめとする法務法人(有)チピョンが出席した。

今回の紛争の論点は、“LMエンターテインメント側がカン・ダニエルの事前同意なしに専属契約上の各種権利を第三者に売り渡したかどうか”という点だ。この日の審問で双方は、LMエンターテインメントが第三者と交わしたという共同事業契約書に対して、相反する解釈を主張した。

“共同事業契約”に対する認識の相違?

専属契約解除を提起した要因となる共同事業契約書について、カン・ダニエル側の弁護士は「専属契約上の権利または地位譲渡要件について同意していない」と話した。

LMエンターテインメントは去る1月28日、カン・ダニエルがグループ活動当時に所属したMMOエンターテインメント共同事業契約を締結した。カン・ダニエルはこれに抗議し、2月1日にLMエンターテインメントに対して契約内容の変更を要求する内容証明を送った。

また、カン・ダニエル側の法定代理人は、「LMエンターテインメントがカン・ダニエルの同意を得なかったことを自ら認めた」と主張している。

ところが、これに対してLMエンターテインメントは自社職員のカカオトーク内容を証拠として提示し、「カン・ダニエルはWanna One解散の際、MMOエンターテインメントからの投資をすでに把握していた」「共同事業契約を締結する前から認知していた」と主張した。

過去にカン・ダニエルの代理人として登場したソル氏もまた、「投資の話を予め把握した上で条件を提示した」と明かしているという。

“投資”ではなく事実上の“権利譲渡”

双方は、共同事業契約の性質についても激しく対立している。まず、カン・ダニエル側は専属契約と共同事業契約の項目を比較した上で、「所属事務所のマネジメント権と義務の一部をMMOエンターテインメントに譲渡した。最終的にLMエンターテインメント側に残ったのは所属事務所としての義務であるため、権限をすべて譲渡したといえる」と主張した。

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