グループ内の“いじめ騒動”で「傍観者」と叩かれたAOAソリョンは、なぜ好感を取り戻せたのか

2021年09月12日 話題

AOA出身のクォン・ミナの暴露によって、“傍観者”という汚名を着せられたAOAソリョンだが、今ではすっかり好感を取り戻した。

【写真】ソリョンの“妖艶”なスパンコールドレス姿

クォン・ミナは2020年8月、SNSに「私は不当には死なない。シン・ジミン、ハン・ソンホ、キム・ソリョン、まともに生きろ。私の母、姉、家族は一言も言えず、罪もなく泣くだろう。精神的な被害の補償をしてあげて」という文章と、手首を切った写真を投稿し、オンラインを騒然とさせた。

先立ってクォン・ミナは、AOAメンバーとして活動当時、リーダーのジミンから嫌がらせやいじめを受けたと暴露して波紋を起こした。特にクォン・ミナは、ジミンから受けた傷と悔しさを吐露しながら、ジミンと親しかったソリョンを傍観者と表現した。

(写真提供=OSEN)クォン・ミナ

「(ジミンと)親しいキム氏(ソリョンのこと)は、自分はどうなっても関係がなく、ただこの状況が嫌だと話した。私の立場では、まったく同じ傍観者だったにもかかわらず、その言葉は残念だった」と、ソリョンを露骨に“狙い撃ち”したりもした。

一連の騒動でジミンは謝罪し、芸能界を去った。ソリョンは特別に立場を発表することもなく、黙々とドラマ『昼と夜』(原題)の撮影を終え、自重の時間を過ごした。

今年に入ってもクォン・ミナの暴走はさらに激しくなり、ジミンに対する暴露はもちろん、7月の二股騒動、9月ホテルでの喫煙騒動など、次々とイシューを作り出していった。

ジミンとの友情を今も大切に

(写真提供=OSEN)ジミン

だが最近、世論が変わってきた。クォン・ミナとジミンが過去に交わしたメッセンジャーアプリでの会話が、とある韓国メディアによって9月8日に公開されたのだ。

公開された内容によると、クォン・ミナは昨年4月にジミンと和解したが、その3カ月後に突然暴露を開始し、ジミンが芸能界を去ったにもかかわらず暴言を含んだメッセージを送ったりしていた。

何よりも、ソリョンに対する世論の見方が完全に変わった。

クォン・ミナの暴露によって、最初はソリョンもジミンと親しいという理由から、傍観者という悪口を受けていた。しかしジミンとクォン・ミナを見る世論が裏返しとなり、これまでソリョンがただひたすら我慢してきたという点に注目が集まっている。ジミンとクォン・ミナの間で大変だったに違いないという同情論もついてきた。

(写真提供=OSEN)ソリョン

特に、今もジミンとの友情が続いているという点が肯定的にとらえられた。去る6月、とあるネットユーザーはオンラインコミュニティのコメントを通じて、「先週の展示会でジミンとソリョンを見た。それでも最近は少し元気になったようだ。ジミンはとても痩せてはいたが、それでも笑って明るく見えた。ファンは心配しているが…。深刻に心配しなくても良さそう」とし、イ・サンスンの展示会での目撃談を伝えた。

フォトブースで撮られた写真も公開されたのだが、そこには明るいジミンとソリョンの姿が写っていた。オンライン上では「ジミンの側にソリョンがいて良かった」といった声があふれている。ソリョンは最近、活発なSNS活動をしているが、それに対しても、これまでの傷をきれいに治してほしいという応援が続いている。

クォン・ミナとジミンの間の真実をめぐる攻防は相変わらずだが、ソリョンに対する見方は明らかに温かくなった。

(記事提供=OSEN)

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