女優イ・ヨンエが独特な雰囲気の雑誌カットで注目を集めている。
9月2日、ファッション雑誌『DAZED KOREA』がドラマ『クギョンイ』(仮題)で帰ってくるイ・ヨンエと、創設100周年を迎えるグッチによる写真を公開した。
写真のイ・ヨンエは、グッチのアイテムを着こなし、圧倒的な優美さを誇った。年齢をまったく感じさせない堂々とした美貌と、逞しさまで感じさせる表情は注目を集めた。
イ・ヨンエとグッチの縁は深い。2013年にイ・ヨンエは、グッチのパトリツィオ・ディ・マルコ社長とフィレンツェに位置するグッチミュゼオで韓国料理の晩餐を共同主催したことがある。今回もグッチはイ・ヨンエとともに、新しいダイアナバッグ発売に合わせて、難しい状況に置かれた人たちを助ける機会を作る。
イ・ヨンエはグッチについて、「グッチは他の何よりも韓国という国に対する愛情が本当に大きいと感じたブランドだ。アジアの消費者と高級ブランドの関係を超え、異例といえるほど、私たち固有の文化を尊重する。韓国文化に対する後援を惜しまない姿を見て、大きな感銘を受けた。私もグッチというブランドを単純に広報したり、一回性で自分の顔を押し出したりしようと考えていない。長い時間、私たちの文化を知って、また大切にしてくれたことに対する私の感謝と表現したほうが合っているようだ」と述べた。
またイ・ヨンエはドラマ『クギョンイ』についても話した。彼女は「私には大きな新しさを感じさせた作品だ。イ・ジョンフム監督とソン・チョイ作家の若くてユニークなエネルギー、ユニークなテーマと演出への期待が大きかった。『クギョンイ』は、これまで私が演技した人物とはまったく違うキャラクターでもある。これまでのどんなドラマと比べても役割とカラーが違うため、緊張もたくさんしているが、むしろその緊張感が俳優として私をより成長させる時間になると思う」と話した。
ドラマ自体が持つ個性については、「ある意味で『クギョンイ』は“DAZEDのような”ドラマではないか。それくらいカラーが確固としている。躍動的で漫画的な演出、少し違う角度で世の中を見る観点がある。現実とは少し離れた、一編の漫画のような印象を与えるかもしれないが、明らかに区別されたものがある作品であるため、期待してほしい」と伝えた。
◇イ・ヨンエ プロフィール
1971年1月31日生まれ。2003年にドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で主人公チャングムを演じ、日本でも人気を博す。主な出演作は映画『JSA』(2001年日本公開)、『親切なクムジャさん』(2005年日本公開)、『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』(2020年日本公開)ドラマ『師任堂(サイムダン)、色の日記』など。2009年に結婚、2011年には双子を出産した。
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