Netflixで配信中のドラマ『わかっていても』に出演中の俳優チェ・ジョンヒョプが、逃れられない魅力で視聴者を魅了している。
ドラマ『ストーブリーグ』(SBS)で新人野球選手ユ・ミンホを演じたチェ・ジョンヒョプは、186cmのすらりとした長身に笑顔が引き立つ美少年マスクで、一気に注目される新鋭に浮上した。
先立ってウェブドラマに出演して演技の経験を積んできた彼は、早々と“ウェブドラマのパク・ボゴム”と呼ばれ、存在感を示した。南アフリカでのモデルのキャリアを土台に、韓国で俳優の夢を叶えたという異色の経歴も目立つ。
チェ・ジョンヒョプは、『ストーブリーグ』を終えた後も、休むことなく作品活動を継続している。現在放送中の『わかっていても』(JTBC)と、TVINGオリジナル『魔女レストランへいらっしゃい』(原題)に同時出演し、その勢いを証明した。2つの作品で演じるキャラクターは、いずれも純粋な青年という共通点があるが、同じようでまた違う魅力を見せている。チェ・ジョンヒョプのトレードマークである笑顔がとても印象的だ。
チェ・ジョンヒョプは『わかっていても』で、ユ・ナビ(演者ハン・ソヒ)に10年間も片想いをする青年ヤン・ドヒョクを演じている。過去の放送回では、ユ・ナビに想いを告白したものの、パク・ジェオン(演者ソン・ガン)との“三者対面”となり、今後の激しい展開を予感させた。
田舎の麺屋で働くヤン・ドヒョクは、純粋な魅力でパク・ジェオンの対抗馬として浮上している。サブの男性主人公だが、支持層が生まれてドラマを盛り上げている。
『魔女レストランへいらっしゃい』では、高校陸上の期待の星から魔女レストランのアルバイトとして合流することになったイ・ギルヨンを熱演中だ。前作、『シーシュポス:The Myth』(JTBC)で演じた金髪の中華料理店の従業員ソンとは、180度変わった姿だ。特にチェ・ジョンヒョプにとって、『魔女レストランへいらっしゃい』の意味は格別だ。デビュー初主演作であるからだ。
とある業界関係者は、「チェ・ジョンヒョプが持っているしっかりとしたビジュアルとポジティブな印象は、ドラマ、映画だけでなく、広告界でも注目されている。新人時代からチョコレートや化粧品など、様々な広告の経験を積んだ」とし、「俳優としては善良なイメージを飛び越え、さらに様々なスペクトルを広げられるかが注目される」と説明した。
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