執行猶予期間に麻薬を使用した容疑で在宅起訴されたアイドル練習生出身のハン・ソヒが、6月9日午後に開かれた初公判で公訴事実を否認した。
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同日、水原(スウォン)地裁・城南(ソンナム)支院・刑事1単独イ・インス判事の審理で開かれた公判で、検察は、ハン・ソヒが2020年6月に光州(クァンジュ)市でヒロポンを使用したという公訴要旨を明らかにした。
しかしハン・ソヒは、「公訴事実を否認する立場」と述べた。また彼女は法廷を出て、取材陣に「麻薬容疑を認めない」と強調した。
先立ってハン・ソヒは、BIGBANGのT.O.Pと大麻を吸引した容疑(麻薬類管理に関する法律違反)で起訴され、2017年9月に懲役3年、執行猶予4年の判決が確定した。
その後、インフルエンサーとして生まれ変わった彼女は、T.O.PやYGエンターテインメントを相手にした過激発言を投稿したり、俳優ユ・アイン、歌手ハ・リスなどとSNS上で“舌戦”を繰り広げたりした。
またフェミニズム関連のショッピングモールを準備して後援金口座を開いたが、論議に包まれてサイトを閉鎖し、後援金を返金するなどの騒動もあった。他にも同性と交際を認めるなど、SNSを通じて意味深な投稿を繰り返して世間を騒がせた。
そんな彼女は執行猶予中だった2020年7月7日の尿検査で、向精神薬であるメタンフェタミン(ヒロポン)とアンフェタミンの陽性反応が出て、保護観察所に拘禁された。しかし毛髪検査で陰性となり、1カ月余りで釈放された。
裁判所は当時、検察の執行猶予取り消し申請について「毛髪検査で陰性となっただけに、争ってみる実益がある」と棄却の決定を下した。
ハン・ソヒの2次公判は、7月23日14時に開かれる。
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