ガールズグループRocket Punch(ロケットパンチ)が“NWETROの妖精”として舞い戻った。
ダヒョン、ジュリ、ユンギョン、ヨンヒ、ソヒ、スユンの6人で構成されたRocket Punchは、5月17日にシングル『Ring Ring』のリリースで本格的な活動に突入する。
彼女たちの1stシングル『Ring Ring』は、NEWとRETROを合わせた新たな造語“NEWTRO”(ニュートロ)がコンセプトで、自信に満ちあふれたRocket Punchの魅力が最大限に表現されている楽曲だ。
そして今回の新曲にはRocket Punchの新たな挑戦という思いも込められている。カムバックを控えたメンバーたちは、約8カ月間の空白期間を経ての活動に、皆期待感を示していた。
スユンは「もっと頑張る姿、新しい姿をお見せするためにたくさん努力した。Rocket Punchをもっとたくさんの方に広める活動になると思うので、私たちも期待が大きい」とし、ソヒは「今までの音楽とは違う感じなので、Ketchy(ケッチー、Rocket Punchのファンクラブ名)がどう見てくれるか気になる」と感想を述べた。
かつて日本でAKB48の一員として活動していたジュリ(高橋朱里)は「Ketchyに『うわ~Rocket Punchは成長したな』と感動してもらえるよう一生懸命頑張りたい」と期待を膨らませた。
リード曲『Ring Ring』は、「2人の中から先に私の電話を鳴らした人に行く」という弾むような歌詞が特徴で、堂々と愛を表現するRocket Punchの自信が引き立った楽曲だ。シンセウェーブに80年代のポップスタイルがミックスされたメロディーは、聞き手に強い中毒性を感じさせる。
この楽曲についてヨンヒは「一目見ただけで真似できるポイントダンスが多い。“レトロ”の時代を生きていなかったメンバーが、ニュートロとして新しくアレンジされた音楽とコンセプトをお見せするのがポイントになりそう」と語った。
ニュートロに合わせてスタイリングも多彩に。80年代のアメリカンレトロスタイルを完璧に再現した姿と、成熟したビジュアルが目を引く。そしてユンギョンはショートヘアに、ソヒはロングヘアに初挑戦している。
ヨンヒはガラリと変わった2人について「ソヒの変身が一番新しかった。金髪で少女らしいイメージが倍増し、さらに華やかに見える」という称賛に対し、ダヒョンは「ユンギョンがコンセプトと最もよく似合うと思う。これまでKBS第2テレビ『ミュージックバンク』で先輩のWonder Girlsさんの『Nobody』をカバーしていたが、その時も一番よく似合っていた」と話した。
「退屈な世の中に飛ばされる新鮮な一発パンチ」という意味の名で2019年にデビューしたRocket Punchは、LOVELYZを生み出したWoollimエンターテインメントが5年ぶりに排出した新鋭ガールズグループとして注目を集めた。
ヨンヒは「最初は所属事務所の先輩たちに迷惑がかかるのではないかというプレッシャーもあった。それでも、そのプレッシャーが良い影響になった気がする。もっと練習を頑張って、今は私たちだけの方法や道を見つけたようだ。もちろん依然としてプレッシャーはあるが、引き続き成長していきたい」と述べた。
そして新型コロナ禍でファンに会えない残念な気持ちを伝えた彼女たち。特に唯一の日本人メンバーであるジュリは、海外のファンに会えない状況に対する残念な気持ちを話しながら“一緒に”という前提が大事だと感じているようだ。「ファンの皆さんと一緒にいるということが、どんなに特別なことなのかわかった。いつかはファンに会えると信じて、毎日一生懸命練習するのが最善だと思う。Ketchyも私たちを信じてほしい」とファンへの切ない思いを吐露している。
最後に彼女たちは、「今回の『Ring Ring』では、新型コロナの影響で大変な時期を過ごす人々に良いエネルギーと力を与えたい」と口を揃えていた。今回の活動での反応についてソヒは、「”Rocket Punchは何でもよく似合う』『何をコンセプトにしてもぴったり』と言われたい」とし、スユンは「実力的にも成長して余裕が持てるようになったかもしれない。私たちがステージで楽しんでいる姿を多く見せられたらと思う」と意欲を示した。
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