バスケットボールの元スター選手でタレントのヒョン・ジュヨプが学生時代の“いじめ疑惑”に包まれたなか、事態が新たな局面を迎えようとしている。
【注目】「将棋盤で頭を殴った」韓国タレントの“暴君レベルの悪行”は真実?
疑惑を初めて提起したAさんがヒョン・ジュヨプの法的対応についての心境を吐露したのだ。
Aさんは3月18日、とあるオンラインコミュニティで「ヒョン・ジュヨプ、告訴してくれて本当に感謝する。応える。私は言論プレイ(自分に有利なようにメディアを動かすこと)が上手くできないので、ヒョン・ジュヨプが告訴状を提出することだけを長らく待っていた」と伝えた。
続けて「昨日の夜19時頃、いよいよヒョン・ジュヨプが告訴状を提出したという記事が出た。速戦即決で警察の調査や裁判を通じて、ヒョン・ジュヨプのすべての蛮行を明らかにする」とし、「私や先輩、同僚たちを支持して応援してくれる方に、必ず良い知らせをお伝えすることを約束する」と述べた。
さらに「ヒョン・ジュヨプを擁護した方たち、彼が羊の皮をかぶって韓国国民を騙し、嘲弄してきたことを立証してみせる」と付け加えた。
ヒョン・ジュヨプの告訴に真っ向から立ち向かうという宣言に他ならないだろう。
最近、オンラインコミュニティにはヒョン・ジュヨプの学校暴力疑惑を提起する暴露文が投稿され、注目を集めた。暴露文の作成者Aさんは30年余り前、ヒョン・ジュヨプから暴力を受けたと主張した。
さらにAさんはYouTube番組に出演し、「高校時代、私の友人はヒョン・ジュヨプに将棋盤で頭を殴られ、数十針を縫ったりもしたし、バスケをやめたケースもある。ヒョン・ジュヨプの心持ちに応じて、一日の日課が変わるほどだった。ほとんど暴君といったレベルだった」などと話した。
ヒョン・ジュヨプはSNSを通じて疑惑を解明。彼は「ありもしない真実と、あまりに異なる事実を数人の記憶を集めて暴露するということ自体が話にならない」とし、法的対応を予告した。
ヒョン・ジュヨプの法律代理人を担う法務法人ミンジュ側は、「最近オンラインコミュニティを通じて流布されたハン・ジュヨプの学校暴力関連の虚偽事実に対して、可能なすべての資料を集め、3月17日午後に告訴状を提出した」と明かした。
そして「学校暴力の時流に便乗した数人の悪意的な嘘に、ヒョン・ジュヨプの名誉を深刻に棄損された。悪意的な内容はすべて事実ではないことを、法的手続きを通じて明確にする」とし、「結果によって悪意的な暴露者とそれに同調した者の行為に対して、それに相応する重い処罰を与えられるように最善を尽くす」と伝えた。
疑惑を提起されたヒョン・ジュヨプ側が告訴状を提出し、暴露者Aさんがそれに応じると宣言したことで、事態は新たな局面に入った。どちらの主張が真実なのか、冷静に見守る必要がありそうだ。
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