1月31日に行われたソウルミュージックアワード(SEOUL MUSIC AWARD/ソウル歌謡大賞、以下SMA)に、K-POPの人気アーティストたちが一堂に会した。
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そして同日の授賞式に出席したスターたちにとって、この音楽祭は特別な意味を持っているという。2020年にデビューした新人たちにとっては、一生に一度の忘れられない初参加瞬間を、名実共に一流グループへと成長したアーティストにとっては、ステージで輝く瞬間を記録する、忘れられない思い出となったという。
また、記念すべきデビュー10周年で受賞に特別な意味を付与したグループもおり、晴れやかな新年を迎えた出演者たちに、SMAが持つ意味を尋ねた。
2020年、デビューと同時に特大のスポットライトを浴びてきた大型新人のTREASURE、ENHYPEN、aespaは、初参加となるSMAに対して緊張感とときめきを覚えたという。
TREASUREは「私たちが初参加したSMAの舞台が、30周年ということでさらに意味深い」とし、ENHYPENは「尊敬する先輩たちと同じ舞台に立つことができ、忘れられない思い出になるだろう」と答えた。
授賞式に出席したことで、よりデビューを実感したというaespaは「舞台を終え、賞を頂いた授賞式が初めてなので、より記憶に残りそうだ」とし、意味を深めた。
著しい成長ぶりを見せ、SMAに初参加したボーイズグループ、ATEEZとTHE BOYZにとっても感激の舞台だったという。
忘れられない思い出ができたというATEEZは「これまで経験したことのない新たなコンセプトのステージを準備したので、私たちにとっても一生の思い出となりそうだ」と話した。
THE BOYZは「今日1日はSMAのおかげで過分で光栄な瞬間の連続だった。今日だけでなく、今後もこうした場での常連となれる1年にしたい」と覚悟を伝えた。
過去のSMAで新人賞の栄光を獲得し、より成長した姿を見せたグループもいた。
日本での活躍も著しいTOMORROW X TOGETHERは「SMAを通じて、気持ち良く(2020年の)有終の美を飾ることができてうれしい」と笑顔を見せ、ITZYは「ファンの皆さんとはお会いできなかったが、このステージを通してファンの皆さんと温かい年始のステージを飾れたという印象を受けた」と話した。
SMAを“プレゼント”と表現したIZ*ONEは「新人賞を受賞した場所で本賞という大きな賞を頂き、私たちが成長したと認められた気分」と感激の気持ちを語った。
錚々たるアーティストとの競争を勝ち抜き、今回初の本賞を獲得したStray KidsとOh My Girlにとって、SMAはどのような意味を持つのだろうか。
Stray Kidsは「SMAのおかげで、“私たちはよくやれている”“成長している”と感じられる」とし、Oh My Girlは「初の本賞をソウル歌謡大賞30周年という舞台で頂き、さらに意味深い。(今後も)ここでたくさん会えるよう活動したい」と意気込みを語った。
5年連続で本賞を受賞しているTWICEにとって、SMAはより特別な場所だ。TWICEは「ここに来るたびに特別なステージ、私たちの新しい姿をお見せできるので、とても意味があると思う」とした。
3年連続本賞のトロフィーを獲得したMONSTA Xも「昨年を締めくくり、気持ちよく新年を迎えることができる授賞式」と付け加えた。
また、今年でデビュー10周年を迎えたNU'ESTも特別さを強調。「SMAのおかげで温かい冬を迎えられた」とし、「2021年のスタートも明るく元気よく過ごせそう」と話した。
数多くのアイドルグループのなかでも、堂々としたソロの姿で存在感を示し、舞台を輝かせたスターたちもいた。
2年前の2019年、ボーイズグループWanna Oneの一員として新人賞を獲得し、SMAで最後のステージを披露したカン・ダニエル。それから2年後、今度はソロ歌手として本賞のトロフィーを手にした。
2021年初のステージだったというカン・ダニエルは「(2021年の)スタートだっただけに、エネルギーあふれるよう熱心に準備した。SMAのステージでファンの皆さんに前向きなエネルギーと力を差し上げたい」という願いを語った。
ヒット曲『NUNU NANA』で活躍した大人気のJessiも初のトロフィーを手にした。R&Bヒップホップ賞を受賞したジェシーは「『NUNU NANA』で披露できる大きな舞台はSMAが最後になりそうなので切ない」と話している。
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