歌手パク・ユチョンの元恋人ファン・ハナが麻薬使用容疑で拘束されたなかで、容疑について陳述すべき重要人物2人、恋人オ氏と知人男性ナム氏が“極端な選択”を試みていたことがわかった。
また恋人として知られたオ氏は、ファン・ハナの夫であることも明らかとなった。
1月7日の韓国JTBCの報道によると、麻薬を使用した容疑を受けていたオ氏とナム氏は、12月に自ら命を絶つ“極端な選択”を試みてオ氏は死亡、ナム氏は重体に陥った。また、ナム氏は韓国最大規模の麻薬組織の一員であることがわかった。
オ氏は昨年9月に麻薬使用の容疑で調査を受け、「ファン・ハナが眠っているときに、こっそりヒロポンを注射した」と話し、ファン・ハナの容疑を否認していたが、それから1カ月後の10月、ファン・ハナと婚姻届を出していたという。
また去る12月22日、ソウル龍山(ヨンサン)警察署を訪ねて、自分がファン・ハナの頼みを聞いて嘘の陳述をしたと明かしており、2日後の12月24日に“極端な選択”をして死亡した。
オ氏の心境の変化は、最近MBCが公開した録音記録にも表れている。オ氏は知人との電話通話で、「私は今龍山警察署に向かっている。すべてを最初から最後まで素直に話すだけだ。私は真実を言いに行ってくる」と話していた。
一方、1月7日、裁判所は執行猶予期間に再び麻薬を使用したファン・ハナに対して、「逃亡と証拠隠滅のおそれがある」とし、拘束令状を発行した。
先立ってファン・ハナは2019年7月、ヒロポン投薬の容疑で懲役1年、執行猶予2年を宣告された。ファン・ハナと一緒にヒロポンを投薬したパク・ユチョンも懲役10月、執行猶予2年を宣告されている。
そんな状況で再びファン・ハナは麻薬を使用したという状況だ。また彼女は知人の家に侵入し、物を盗んだという窃盗容疑も受けている。
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