訃報が伝えられた女優ユン・ソクファ(69)について、韓国演劇俳優協会が訂正した。
12月19日、韓国演劇俳優協会は報道資料を通じて、「俳優ユン・ソクファの訃報は事実ではないことを、緊急に訂正する」と明らかにした。
これに先立ち同協会は同日午前5時ごろ、ユン・ソクファが脳腫瘍の闘病中だった12月18日21時ごろにこの世を去ったと伝えていた。
しかし、これは誤報だった。
韓国演劇俳優協会は「ユン・ソクファは脳腫瘍の闘病中で、病状は非常に重篤な状態ではあるが、現在は家族の看病のもと、呼吸を維持していることが最終的に確認された」とし、「正確な事実確認を行わないまま混乱を招いたことについて、ご家族の皆様、そして俳優を大切に思うファンの皆様に、深く頭を下げてお詫び申し上げる。何よりも、快癒を願っているご家族に大きな傷を与えてしまった点について、深い責任を痛感している」と謝罪した。
1956年生まれのユン・ソクファは、1975年に演劇『蜜の味』でデビューした。その後、『神のアグネス』『ハムレット』『娘に送る手紙』などの舞台作品をはじめ、ミュージカル『ガイズ&ドールズ』『明成皇后』、ドラマ『私たちが出会った奇跡』などに出演し、愛されてきた。
しかし、ユン・ソクファは2022年7月に演劇『ハムレット』の公演を終えた後、同年10月に悪性脳腫瘍の診断を受け、現在も闘病を続けている。
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