薬物使用の疑いで逮捕され、釈放された30代の韓国人女優が再び同じ罪を犯し、実刑判決を受けた。
10月16日、現地通信社『聯合ニュース』によると、仁川(インチョン)地裁刑事7単独のムン・ジョンチョル判事は、麻薬類管理法違反(向精神薬)および公務執行妨害の罪で起訴された30代の女優Aに懲役2年を言い渡すとともに、120時間の薬物中毒治療プログラム履修を命じた。
Aは2024年3月2日から5月22日までの間に978万ウォン(約100万円)を支払い、ケタミン20gを購入して6回にわたり使用した罪などで起訴された。また、同年4月22日には逮捕状と捜索差押令状を執行しに来た警察官に暴行を加え、公務執行妨害の罪にも問われている。
当時、Aは携帯電話の提出を拒否し、警察官の腕を引っ張ってシャツの袖を破り、さらに爪で首を引っかいてネックレスを切るなどの行為に及んだ。
さらに、同年3月にも薬物の使用および所持の罪で罰金500万ウォン(約50万円)の略式命令を受けていた。それにもかかわらず再び犯行に及び、逮捕後に釈放された当日にも同様の行為を繰り返し、現行犯で再逮捕された。
裁判所は「Aは薬物中毒の症状が非常に深刻で、再犯の危険性も高い」として、相当期間の実刑が必要と判断。ただし、Aが反省していることや、被害を受けた警察官に対して和解金を預託した点などを考慮して量刑理由を説明した。
(記事提供=OSEN)
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