ワールドツアーのために日本を訪れたBLACKPINKのジェニーが、物議を醸している。
日本のクラブと思われる場所で、ド派手な誕生日パーティーを開いていたからだ。
議論の発端となったのは、SNSやオンラインコミュニティで拡散された短い動画だった。「日本でジェニーの誕生日を祝っている」という説明とともに広がったその動画には、ジェニーがクラブと思われる場所で音楽に合わせて踊る姿が収められていた。
クラブで自身の誕生日を祝い、楽しんでいる分にはなんら問題はないだろう。しかし、ジェニーの背後には、ランジェリールックにガーターベルトを着用した女性たちが、シャンパンを手に場を盛り上げており、その点が議論となった。
一部のネットユーザーは、いわゆる「シャンパンガール」が登場するクラブで誕生日パーティーを開いた点について、「性の商品化が蔓延するクラブ文化を露呈している」として、不快感を示した。
また、一部からは「安全意識が欠如している」との指摘もあった。動画には、シャンパンボトルに取り付けられた手持ち花火が天井に向かって噴き上がる場面が含まれていたためだ。
最近、スイスのクラブでは、パーティー中にシャンパンボトルに装着された手持ち花火から火花が飛び、火災が発生して40人余りが死亡したと報じられた事例もある。
一方で、「アイドルに対して過度に道徳的な基準を押し付けているように見える」「嗜好の問題として見るべきだ」など、ジェニーを擁護する声もある。
30歳を迎えたジェニーの誕生日に関する騒動は、つい先日も巻き起こった。
彼女は誕生日当日の1月16日、インスタグラムに短い動画を投稿。その動画には、キャンドルをケーキに立て、口で息を吹きかけて火を消す様子が収められていた。煙がカメラの方向へと流れ込むと、ジェニーはすぐにサングラスを外し、喜びをかみしめるようにカメラへ満面の笑みを向けていた。
何ら問題のない動画に見えるが、この動画が議論になったのは、ジェニーがかつて屋内で電子たばこを使用し、スタッフの顔に煙を吹きかける様子が公開され、激しい非難を受けたことがあるからだ。
当時、ジェニー側は屋内喫煙の事実を認め、スタッフに直接謝罪。併せて、所属事務所も公式の謝罪文を発表していた。その反省が生かされていないという批判の声だった。
いずれにしても、世界的なスーパースターであるジェニーの一挙手一投足には大きな注目が集まる。どこまでが「影響力を持つ存在の責任」で、どこからが「一個人としての自由」なのか。ジェニーをめぐる今回の騒動は、その線引きの難しさを突きつけている。
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年8月にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。2023年12月、個人事務所「ODD ATELIER(OA)」を設立した。
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