俳優パク・ボゴムの“パーソナルカラー”は、まさに韓服(ハンボク)だった。
パク・ボゴムは最近行われた韓国のファッション誌『Harper’s BAZAAR』10月号の韓服特集インタビューで、「自分の名前が関わる仕事はすべて本業だと思って臨んでいます。見慣れないコンセプトの撮影は、劇的な瞬間を演出できる作業なので、頭の中で役柄を描きながら挑みます。完成した写真で新しい自分の姿を見るのはとても楽しいです。『Harper’s BAZAAR』の読者の皆さんにも新鮮な楽しさを感じていただけたら嬉しいです」と語った。
雑誌関係者は「秋夕(チュソク/韓国の祭日)に、これ以上ふさわしいビジュアルがあるでしょうか?10月10日に発売される『Harper’s BAZAAR』スペシャルエディションに収録される、パク・ボゴムの韓服コンセプトの写真を一部先行公開します。すべての撮影で“本気”を見せた彼とスタッフが、夜遅くまで衣装の一つひとつに心を込めて作り上げた渾身の作品です」と説明した。
公開された写真の中のパク・ボゴムは、まさに“韓服の貴公子”そのもの。上品なシルクの韓服を美しく着こなし、花のように華やかなビジュアルを披露したかと思えば、黒いトゥルマギ(韓服の一種)をまとい、退廃的な魅力も発散。これまで時代劇で完璧なビジュアルを誇ってきた彼だけに、今回の韓服コンセプトもファンの称賛を集めるに十分だった。
今回のパク・ボゴムの写真は、『Harper’s BAZAAR』10月号スペシャルエディションとして発売予定で、全5種類のカバーと40ページにわたる特集で構成されている。
(記事提供=OSEN)
◇パク・ボゴム プロフィール
1993年6月16日生まれ。本名同じ。2011年に映画『ブラインド』(原題)で俳優デビューした。2015年に放送されたドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』や翌年放送の『雲が描いた月明かり』などがヒットし、一躍人気俳優に。2018年には女優ソン・ヘギョと共に主演を務めた『ボーイフレンド』で、韓国にとどまらない熱い人気に拍車をかけた。好青年ならではの爽やかなビジュアルから、韓国では「人間ポカリ」と呼ばれることも。2022年4月に兵役義務を終えて除隊した。
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