6月3日、ソウル・グランド ウォーカーヒルにて「第56回大鐘賞映画祭」が無観客で開催された。
今年の最優秀作品賞に輝いたのは、映画『パラサイト 半地下の家族』。
同作は11部門にノミネートされ、最優秀作品賞のほか、監督賞(ポン・ジュノ)、助演女優賞(イ・ジョンウン)、シナリオ賞(ポン・ジュノ、ハン・ジノン)、音楽賞(チョン・ジェイル)の5冠に輝いた。
また、『白頭山』(原題)のイ・ビョンホンが主演男優賞、『82年生まれ、キム・ジヨン』のチョン・ユミが主演女優賞を獲得。
イ・ビョンホンは受賞スピーチで「『白頭山』は災難映画だが、実は僕たちの現実のほうが映画みたいだ。以前のように笑って泣いて、感動を味わえる映画館でお会いできる日が一刻も早く訪れることを願う」と述べた。
『エクストリーム・ジョブ』のチン・ソンギュ、『パラサイト 半地下の家族』のイ・ジョンウンは、それぞれ助演男優賞と助演女優賞を受賞した。
そして『ユ・ヨルの音楽アルバム』のチョン・ヘインが新人男優賞、『罪多き少女』のチョン・ヨビンが新人女優賞に選出された。
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