ボーイズグループBIGBANGのメンバー、G-DRAGONがアメリカのワールドツアー会場に消防士やボランティアなど、社会の“隠れた英雄”たちを招待し、感動を伝えた。
G-DRAGONが名誉理事長を務めるJUSPEACE財団は、去る8月にアメリカ・ニューヨークとラスベガス、9月にロサンゼルス公演に消防士とその家族、そして地域社会のために献身する非営利団体の関係者、女性の被害者などを招待した。
特に、ニューヨーク公演にはニューヨーク消防本部所属の消防士と家族が出席し、天災や事故の現場で心的外傷後ストレス障害(PTSD)の危険にさらされた人々の労苦に深い感謝を伝えた。
今回の招待は、財団が準備中の「公共災害PTSD芸術治癒プロジェクト」の一環で、芸術を通じて、制服系公務員と家族の心理的回復を助けるという目標達成に向けて実現された。財団はグッドネーバーズUSAと協力し、アメリカ国内の社会福祉士、教育関係者、災難対応ボランティアなども一緒に公演に招待した。
グッドネーバーズ側は、SNSを通じて「トラウマを治癒し、人生を新しく見つめるきっかけになった」とG-DRAGONと財団に感謝のメッセージを伝えた。
G-DRAGONは、今回のツアーのテーマである「Übermensch(ユーバーメンシュ、超人)」を通じて、自身の限界を克服し、より良い存在になろうとする人間像を強調した。
財団は、「危機に耐えながら、他者のために献身する人々こそ現代の真のユーバーメンシュだ」と彼らの努力を応援すると明らかにした。
なお、今回の活動はアジアツアーでパラリンピック選手を招待したことの延長線上にあり、G-DRAGONの音楽とステージが単純な公演を越え、社会的弱者と献身する人々を慰め、支持する場になっていると評価されている。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結した。
■【写真】ボディーガードにも!G-DRAGON、気前の良さが話題
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