Netflixオリジナルドラマ『ウェンズデー』のキャストと監督が韓国を訪問した。
8月11日、『ウェンズデー』シーズン2の主演女優ジェナ・オルテガは、ソウル鍾路(チョンノ)区のフォーシーズンズホテルで開催された記者懇談会で、ドラマの人気と関連して、「作品を競争として見ることはできない」と断言した。
『ウェンズデー』シーズン2は、新学期を迎えたネヴァーモア学園に戻ってきたウェンズデー・アダムス(演者ジェナ・オルテガ)がミステリーの裏に隠された真実を探していく物語を盛り込んだ。
去る8月6日にパート1がベールを脱ぎ、パート2は来る9月3日に公開される。
ただ、シーズン2のパート1は韓国を除いたすべての国で1位を記録した。韓国の視聴者だけを魅了することができなかったわけだ。
これについて、ジェナ・オルテガは、「映画やドラマを競争と考えてはならない」として、「私たちはただこのようなドラマを作ることができ、韓国に来ることができるということに感謝するだけだ」と答えた。
また、彼女は「カリフォルニアで作ったドラマを世界的に見てくれるということ自体が嬉しい。ここに来たのも嬉しい。数値が重要なのではない。人々の心に触れることができ、共感できるということが重要だ」と強調した。
ティム・バートン監督も「シーズン1が成功を収めたこと自体が楽しくて幸せだった。私は失敗もしてみたし、成功もしてみた」として、「念入りに作った作品を世界中の人々が見てくれたということ自体が嬉しい。決して競争だとは思わない。人によって好みは違う」と付け加えた。
2022年に初めて公開された『ウェンズデー』シーズン1は、グローバル累積視聴時間17億時間を記録したメガヒット作だ。Netflixの「グローバルトップ10テレビ(英語)」部門で歴代1位を記録した。特に、作品公開後91日間の視聴数集計では、『イカゲーム』シーズン1の後を継いで2位に名を連ねた。
世界的に大ヒットした作品であるだけに、シーズン2で戻ってくるプレッシャーもあった。
ただ、ティム・バートン監督は「我々がシーズン1を作ったときはただ作った。成功するかどうかをわからないまま作った」として、「シーズン1を作ったとき、成功できる要因について過度に考え、分析しようとしたとすれば、それが良い結果につながることはなかったと思う」と話した。
続けて、監督は「我々の心臓が動く通りに、心が導く通りに『ウェンズデー』ならではのアイデンティティに誠実であろうとした」として、「シーズン2もやはり過度に解釈しないようにした」と説明した。
そして、3年ぶりに戻ってきた『ウェンズデー』シーズン2では、主人公のジェナ・オルテガが総括プロデューサーとしてともに参加し、意味を加えた。
彼女は、「ティム・バートン監督と自然に親しくなった。シーズン1のときもたくさんの話をしたが、物語についてもう少し次元の高い話ができた」として、「私が本来女優としてもたくさんの情熱を持っている人なので、新しい世界が広がったような感じがする」と語った。
なお、『ウェンズデー』シーズン2のパート2は9月3日に公開予定だ。
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