イ・ミンホ主演『ザ・キング』では反感…韓ドラと不自然な広告PPL、“不可分な関係”とは

2020年05月16日 テレビ #韓国ドラマ

ドラマ内で自然に、それでいてよく見えるようにPPLを使用することが求められるなかで、イ・ミンホ主演のドラマ『ザ・キング:永遠の君主』が話題になった。

【注目】『ザ・キング』、日本ファンが不快感を隠せなかったシーンとは?

『ザ・キング』はスター作家キム・ウンスクが手掛け、韓流スターのイ・ミンホとキム・ゴウンが出演するということで、放送前から話題になった作品だ。高い広告効果を狙うことができるため、多くの制作協賛社が集まったことで知られる。

しかし5月9日に放送された第8話では、過度なPPLが相次いで登場したことで視聴者から反感を買った。

劇中、大韓帝国の皇帝イ・ゴン(演者イ・ミンホ)が韓国の刑事チョン・テウル(演者キム・ゴウン)と通話しながら、コーヒーを飲んで「最初の味は豊かで、後味はすっきり。大韓民国ではこれが市販されているのか?」と話した。と同時に、そのコーヒーがクローズアップされるシーンがあった。

(画像=SBS)『ザ・キング』

さらに、チョン・テウルとチャン・ミカエル(演者カン・ホンソク)が潜伏勤務中、ポックムキムチがいきなり登場して美味しいなどと伝えるシーンも。その他、チョン・テウルが頬と唇の両方に塗ることができる化粧品を使いながら「これひとつですべて解決」などと話すシーンや、ミョン・ナリ(演者キム・ヨンジ)のカフェで黒糖バブルティーを飲む方法を教えるシーンなどもあった。

(画像=SBS)『ザ・キング』

相次いで登場する“PPLの饗宴”に、視聴者からは非難の声が上がった。

ただ、難しい事情もある。とある制作関係者は「『ザ・キング』には約320億ウォン(約32億円)の巨額の制作費が投入された。それだけにPPLは仕方のない選択だったはず」と語った。

PPLを前面に押し出す新ドラマも登場!

多すぎるPPLに関する議論は、『ザ・キング』が初めてではない。

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