キム・スヒョン、大逆転の目が見えてきた?「裁判所が一定の妥当性があると判断したもの」

2025年06月11日 話題 #キム・スヒョン

YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」のキム・セウィ代表が、俳優キム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストによって、総額113億ウォン(約11億3000万円)相当の不動産を仮差押えされた。

【暴露はウソ?】キム・スヒョンに追い風か

6月11日、キム・スヒョン側の法的代理人である法律事務所「LKB&パートナーズ」は、本サイト提携メディア『OSEN』に対し、「カロセロ研究所側に対する仮差押えが認められたのは事実だ」と公式に明らかにした。

これに先立ち、ソウル中央地裁は6月9日、キム・セウィ名義のソウル瑞草区にある「ビョクサンBLOOMiNG」(専有面積120.27平方メートル)と、江南区の「ハニャン4次」(208.65平方メートル)に対する仮差押え申請を認めたと報じられていた。

債権者はキム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストだ。

キム・スヒョン
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン

ただし、「ハニャン4次」のマンションは、キム・セウィと彼の実姉が共同名義で所有しているため、仮差押えはキム・セウィの持分(50%)に限定されている。請求額はそれぞれ20億ウォン(約2億円)、合計40億ウォン(約4億円)に上る。

該当物件の市場価格は、瑞草区のビョクサンBLOOMiNGが同等の面積で約25億ウォン(約2億5000万円)、ハニャン4次は同じ面積の物件が最近88億7000万ウォン(約8億8700万円)で取引されており、合計で約113億ウォンとされる。

ただし既存の担保融資があるため、ゴールドメダリスト側が請求額すべてを回収できる可能性は低いと予測されている。

これに関連してキム・スヒョン側は、「仮差押えの案件は複数あり、まずカロセロ研究所の後援口座がある。この口座に対する仮差押えは5月20日に先に実施されており、こちらはキム・スヒョンと所属事務所ゴールドメダリストが共同の債権者だ。そしてキム・セウィ代表の自宅に対する仮差押えは6月9日付で実施され、こちらの債権者はゴールドメダリストのみである」と説明した。

キム・セウィ代表
(写真提供=OSEN)キム・セウィ代表

今回の仮差押え決定により、キム・スヒョンがカロセロ研究所に対して提起した損害賠償訴訟が有利に展開される可能性もあるのか。

この点についてキム・スヒョン側は「キム・セウィに対して損害賠償訴訟を起こしているが、勝訴しても相手に財産がなければ回収はできない。だからこそ勝訴後に財産を押さえられるようにするための手続きが仮差押えであり、その申請時に理由を明示する必要がある。裁判所はその理由に、一定の妥当性があると判断したものと思われる」と説明した。

カロセロ研究所は今年3月以降、故キム・セロンさんの遺族の発言を通じて「キム・スヒョンが故人が未成年だった時期から不適切な関係を持っていた」と主張している。これに対しキム・スヒョン側は、「故人が成人した2019年夏から2020年秋まで交際していた」と反論した。

それにもかかわらずカロセロ研究所側は、故人とキム・スヒョンの過去の写真を拡散し、記者会見を行うなど、世論戦を展開。しかし、カロセロ研究所側が証拠として提示した故人の生前の録音の一部がAIで生成された偽物であり、「未成年時代に撮影された」とされる写真も、実際には2019年以降に撮影されたものだったとされ、さらなる波紋を広げた。

これを受けてキム・スヒョンとゴールドメダリスト側は、カロセロ研究所のキム・セウィ代表およびキム・セロンさんの遺族を、性暴力処罰法違反や情報通信網法による名誉毀損などの容疑で告訴。また、120億ウォン(約12億円)相当の損害賠償訴訟も提起している。

(記事提供=OSEN)

◇キム・スヒョン プロフィール

1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。

キム・スヒョンは無関係?故キム・セロンさん、1億2000万円の借金を背負っていた

「中2と肉体関係」「殺し屋を雇った」キム・スヒョン騒動、“害悪”ユーチューバーに国民も拒否感

永野芽郁の“約20億円”よりヤバい?キム・スヒョンの違約金…日韓スターの代償

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集