ボーイズグループSEVENTEENの所属事務所が、グループへの誹謗中傷やメンバーのプライバシー侵害に対する対応状況を説明した。
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SEVENTEENの所属事務所PLEDISエンターテインメントは3月17日、ファンコミュニケーションプラットフォームWeverseで「アーティストの権益侵害に関する法的対応状況の案内」と題した声明を発表した。
事務所は「SEVENTEENの権益保護のため、ファンの皆様の情報提供と自主モニタリングを通じて、アーティストに関する悪質な投稿およびコメントに対する証拠を継続的に収集してきた。これを基に人身攻撃、名誉毀損、侮辱などの疑いに関する定期的な法的対応を行っており、同時に継続的なアーティスト関連情報流出の件を深刻に認識し、これに対する法的対応も進めている」とし、「アーティスト未公開情報流出への対応」「名誉毀損及び侮辱など悪質な投稿への対応」 「アーティストのプライバシー侵害および身辺脅威行為への対応」の3つに分けて対応状況を説明した。
特に、3つ目の 「アーティストのプライバシー侵害および身辺脅威行為への対応」では「アーティストの航空券搭乗情報を違法に販売した航空会社の職員が、捜査の末に情報通信網法違反などの疑いで刑事立件された」と報告。
「そのほか、アーティストのプライバシーを侵害する行為に対しても、ストーキング犯罪の処罰などに関する法律(ストーキング処罰法)違反の疑いで告訴状を提出するなど、積極的な対応をしている」とし、「このような法的対応において、ファンの皆様の関心と情報提供が大いに助けになる」と、ファンに対する感謝も伝えている。
以下、PLEDISエンターテインメントの発表全文。
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こんにちは。PLEDISエンターテインメントです。
当社は所属アーティストSEVENTEENの権益保護のために、ファンの皆様の情報提供と自主モニタリングを通じて、アーティストに関する悪質な投稿およびコメントに対する証拠を継続的に収集してきました。
これを基に、当社は人身攻撃、名誉毀損、侮辱などの疑いに関する定期的な法的対応を行っており、同時に継続的なアーティスト関連情報流出の件を深刻に認識し、これに対する法的対応も進めています。
これに伴う主な進行状況を、以下のようにご案内いたします。
まず、2023年初めからインターネット匿名掲示板などを通じて、アーティストの未公開アルバムおよび公演などに関する機密情報が数回流出した件に関して、当社が執っている措置についてご案内いたします。
当社はアーティストの活動に関する情報を秘密裏に保護するため、内外的に最善の努力を傾けてきましたが、特定の時点以降、その流出が黙過できる水準を超えたと判断しました。
これに対し、当社は刑事告訴など法的措置のための採証作業に着手し、昨年下半期に法務法人を選任して刑事告訴手続きを進め、現在、捜査機関を通じて当該の告訴事件に対する捜査が行われています。
捜査および調査過程に影響を及ぼさないよう、現時点で詳細な内容を公開することはできませんが、現在、被疑者に対する捜査が行われていることをお知らせします。
当社は法務法人を通じて捜査機関と緊密に協力しており、今後進行される事項についても継続的にアップデートする予定です。
当社は、当該の告訴事件において責任のある者に対し、関連法に基づく厳重な処罰が行われるよう、最後まで最善を尽くすことをお約束いたします。
また、当社はファンの皆様の情報提供と自主的なモニタリングを通じて、アーティストに対する人身攻撃、虚偽事実および誹謗、セクハラなどの悪意のある投稿とコメントなどを着実に収集しており、これに対しても強力な法的対応を継続していることをお知らせします。
リアルタイムのモニタリングシステムとファンの皆様の貴重な情報提供を基に、ポータルサイトをはじめX(旧ツイッター)、Daumカフェ(女性時代、チュクパンカフェなど)、NATE PANN、instiz、DCインサイド、theqoo、ユーチューブなど韓国国内外のさまざまなコミュニティとSNSを対象に、アーティストに対する悪質な投稿とコメントを全方位的に採証しました。
特に、度を越える侮辱、嘲弄、アーティストに対する人身攻撃とセクハラ、根拠のないデマとプライバシーを侵害する投稿を作成した者たちをすべて告訴対象に含め、これを基に捜査機関に告訴状を提出しました。
今後も当社は、悪質な投稿を常時モニタリングし、採証して定期的に法的対応を続けていく予定です。
アーティストの権益侵害に関する法的対応には、いかなる合意や善処もありません。
併せて、当社はアーティストのプライバシーを侵害し、アーティストの身辺を脅かす行為に対しても厳正に対応していきます。
最近、アーティストの航空券搭乗情報を違法に販売した航空会社の職員が、捜査の末に情報通信網法違反などの疑いで刑事立件され、そのほかにもアーティストのプライバシーを侵害する行為に対しても、ストーキング犯罪の処罰などに関する法律(ストーキング処罰法)違反の疑いで告訴状を提出するなど、積極的な対応をしています。
このような法的対応において、ファンの皆様の関心と情報提供が大いに助けになります。
アーティストと関連した悪質な投稿や違法事例を発見された場合は、「HYBEアーティスト権益侵害情報提供サイト」を通じた積極的な情報提供をお願いします。
これと関連して、ファンの皆様の情報提供が法的対応によってさらに効果的に繋がるよう、情報提供時の留意事項についてご案内申し上げます。
情報提供の際には、なるべくモバイル画面(スマートフォンの画面)よりもPC画面全体のキャプチャ、または画面全体の印刷ファイル状態(PDF)をお勧めし、特にURL、投稿者、投稿内容、キャプチャした日付などの情報が鮮明に見えるようにキャプチャして送っていただければ、法的手続きを進めるうえで大いに助けになります。
SEVENTEENに対するファンの皆様の惜しみない愛情と献身にいつも感謝しています。
当社はいつものように、所属アーティストの権益保護を最優先の価値に置き、アーティストの権益保護のために最善の努力を尽くします。
ありがとうございます。
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