韓国歌手のク・ジュンヨプが、亡き妻バービィー・スー（徐熙媛）さんの埋葬先を未だ決められずにいると報じられた。これにより、近隣住民とトラブルも起きているという。
台湾メディア『ETtoday』などの現地報道によると、バービィー・スーさんの遺族は現在、夫ク・ジュンヨプが故人を偲ぶための独立した空間を持ちたいと希望しているという。これを受けて、遺族側はプライバシーを確保しやすい私立墓地を選択する方向で検討を進めている。
ただし、未だ正式な葬儀業者とは連絡を取っておらず、ク・ジュンヨプも台湾の私立墓地のシステムについて詳しく知らないため、適切な埋葬場所を模索しているとのことだ。
バービィー・スーさんは2月2日に東京の病院で亡くなった。彼女は1月29日、家族との旅行のため日本を訪れていたが、旅行3日目に体調を崩して緊急搬送され、インフルエンザによる肺炎のため帰らぬ人となった。
その後、ク・ジュンヨプをはじめとする遺族は、日本で火葬を含む一部の葬儀を執り行ったのち、2月5日に故人の遺骨を持ち帰り、台湾へと帰国した。
家族は正式な葬儀は行わず、お別れの会として、ク・ジュンヨプとの結婚3周年を兼ねた追悼パーティーを開いたとされる。当初、バービィー・スーさんの葬儀は樹木葬の形で執り行われる予定だったが、ク・ジュンヨプと遺族が独立した追悼空間を希望したことから、埋葬が延期された。
しかし、これにより、遺骨が約1カ月にわたって自宅に安置されることに。これに対し、近隣住民から抗議の声が上がっているという。
なお、ク・ジュンヨプと遺族、そしてバービィー・スーさんの前夫であるワン・シャオフェイ（汪小菲）との「遺産相続を巡る争い」は、最近になって和解が成立し、平和的に解決したと報じられた。
しかし、故人の母はSNSで「彼は嘘つきで、私はバカだ」と意味深な投稿をしたことで、再び話題を呼ぶことに。この投稿について、故人の母は「私たちは深い悲しみに暮れている。心ない憶測や質問は控えてほしい」とコメントしており、相続問題とは直接関係がない可能性もあるが、詳細は明らかにされていない。
正式な埋葬先が決まるまでは、台湾メディアや世間の関心も高まり続けるだろう。今後、どのような形でバービィー・スーさんの追悼が行われるのか、引き続き注目が集まる。
（記事提供＝OSEN）
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