台湾版『花より男子』でつくし役を演じた台湾人女優・徐熙媛(バービィー・スー)さんが、日本で息を引き取ったと報じられた。
2月3日、『ETトゥデイ』などの台湾メディアは、徐熙媛さんが前日の2日、インフルエンザと肺炎の合併症でこの世を去ったと報じた。
現地報道によると、徐熙媛さんの実妹で女優の徐煕娣(シュー・シーディー)は、「新年に私たち家族が日本に旅行に来たが、姉(徐熙媛)が不幸にもインフルエンザによる肺炎にかかり、私たちのもとを離れた」と伝えたとされている。
徐熙媛さんは1976年10月6日生まれの48歳。1994年に妹の徐煕娣とともにアイドルデュオ「S.O.S(シスター・オブ・スー)」として歌手デビュー。翌1995年には日本デビューも果たし、3枚の日本盤CDアルバムをリリースするなど多彩な活動を繰り広げた。
その後はバラエティ番組MCやエッセイ、作詞などマルチタレントとして活躍した傍ら、女優としてさまざまな台湾ドラマ・映画に出演。2001年には“台湾版花より男子”ことドラマ『流星花園 ~花より男子~』でヒロイン・牧野つくし役を演じた。
以降も、『戦神 ~Mars~』『ホントの恋の*見つけかた』『泡沫の夏~トライアングル・ラブ~』などのドラマ、『シルク』『カンフーシェフ』『コネクテッド』『ホット・サマー・デイズ』『レイン・オブ・アサシン』などの映画に出演した。
私生活では、2011年に事業家の汪小菲(ワン・シャオフェイ)と結婚し、1男1女をもうけたが2021年に離婚。翌2022年3月に韓国人歌手ク・ジュンヨプと再婚した。
ク・ジュンヨプと徐熙媛さんは20年前に恋人関係だったが、1年で破局した過去がある。ただ、徐熙媛さんの離婚を聞いてク・ジュンヨプが彼女に連絡したことをきっかけに、2人は劇的にゴールインすることになった。
2人は結婚式などは特に挙げず、婚姻届の提出のみ行い、幸せな夫婦生活を送っていた。
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