Netflixでも配信されたドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などで知られる女優チュ・ヒョニョンが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の夫人キム・ゴンヒ氏のパロディをめぐる“騒動”に言及した。
1月9日、YouTubeチャンネル「studio chikachika」で公開されたお笑い芸人のイ・スジがMCを務めるコンテンツ「詐称クイーン」の第5回では、チュ・ヒョニョンがゲスト出演した。
動画内では、イ・スジがCoupang Playのバラエティ番組『SNLコリア』でチュ・ヒョニョンと共演した際の思い出を語った。チュ・ヒョニョンが「(私のことが)恋しかったり、見たくなったりしない」と尋ねると、イ・スジは「じゃあ帰ってくる?」と返答。これに対しチュ・ヒョニョンは口をつぐんだ。
チュ・ヒョニョンは2021年9月より放送がスタートした『SNLコリア』のリブートシーズン1より番組にレギュラー出演。忖度のない社会風刺やパロディコントで知られる同番組で、チュ・ヒョニョンは抜群の演技力で人気を博していたが、2023年9月に放送終了したリブートシーズン4を最後に番組を降板していた。
そんなチュ・ヒョニョンの降板について、イ・スジは「『SNLコリア』を降板した理由について、人々がコメントでたくさん書く。私も“そうじゃない”というコメントを書きたかった。チュ・ヒョンヨンが(『SNLコリア』を)離れる際、物足りなさと抱負を込めた手紙をクルーとスタッフに伝えた」と釈明。
チュ・ヒョニョン本人も「シン・ドンヨプさん、キム・ミンギョさんなどクルーの先輩たちは私の選択を尊重し、応援してくれた」とし、「私が降板する際、女優として活動するという私の立場が記事に出たことがある。ただ、多くの方々がそれを知らない。『SNLコリア』を整理する過程で、理由をはじめとする多くの私の状況が記事化された。それを信じてくれれば良い」と語った。
これに先立ち、とあるユーチューバーはチュ・ヒョニョンが『SNLコリア』で尹大統領の夫人キム・ゴンヒ氏をパロディしたため、同番組から降板したと主張したことがある。これがあたかも事実かのように拡散され、さまざまなデマが生じていた。
なお、チュ・ヒョニョンは現在、SBSパワーFMのラジオ番組『12時にはチュ・ヒョニョン』(原題)のパーソナリティを務めているほか、2025年下半期に公開予定のSBS月火ドラマ『私の親愛なるチンタへ』(原題)で主演を務める予定だ。
◇チュ・ヒョニョン プロフィール
1996年1月14日生まれ。本名キム・ヒョニョン。2018年、ウェブドラマ『ゴベンジャーズ』でデビューし、多くのウェブドラマに出演。その後、2022年に『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で主人公の親友ドン・グラミ役でテレビドラマデビューを果たす。ずば抜けた演技力とお茶目なキャラクターが人気を集めた。
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