知人女性への暴行容疑で懲役刑を宣告されたボディビルダーのファン・チョルスンが、収監生活に対する心境を告白した。
ファン・チョルスンは12月23日、自身のYouTubeチャンネルに「申し訳ありません、ありがとうございます」というタイトルの映像を投稿。この映像で彼は、直筆手紙で近況を伝えている。
まず「今夏は記録的な猛暑だったにもかかわらず、3坪余りの空間で成人男性7人と肌を突き合わせ、苛酷な反省と省察の時間を持った。現在は記録的な大雪と氷点下から気を取り戻すため、1日2回以上、冷水シャワーとともに贖罪する時間を持っている」と切り出した。
続いて「体と精神を清め、家族と知人、そして皆さんのことを改めて考えさせられた。応援してくださったおかげで新しい計画ができた」と明らかにした。
また「この中で、引退するしかない残酷な現実を認めて受け入れた。その過程で侮蔑感と虚脱感が沸き上がり、うつ病とともに深いジレンマに陥った。実力で復帰することを望み、待ってくれるという方々のために、出所後、もう一度意志を燃やして誠実に応えたい」と話した。
それとともに「初めて入所してから23kg以上も体重が減り、深刻なストレスで辛い日々を過ごさなければならなかった。ここは自重トレーニングさえも厳格に禁止されている。ボディビルダーが自重トレーニングさえできないというのは、死刑宣告と同じだ」と心境を明らかにした。
そして「現在、チョコパイ1箱、ミスッカル(粉末状の穀物や豆を使用した健康ドリンク)15包、ハトムギ茶10包を摂取し、やっと8kg増やした状態だ。タンパク質は1日1食しか食べられないマグロ1パックが全てなので、とんでもなく不足している。私の体、手足は痩せ細り、お腹だけがぽっこり出ているクモのような体型になった」と付け加えた。
最後に「出所後、体を再び作ることには自信がある」としながらも、「今のように筋肉が急速に失われている過程で、不均衡だけが起きないことを切実に祈っている」と締め括った。
なおファン・チョルスンは2023年10月16日、全羅南道・麗水市(チョルラナムド・ヨスシ)のある建物の屋外駐車場で、知人女性に暴行した疑惑により起訴された。
当時、彼は口論の末に拳で顔と頭を20発以上も殴り、足で何度も蹴ったという。被害女性は全治2週間の傷害を負った。その後の一審で容疑が認められ、懲役1年を宣告された。
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