韓国ドラマ『わかっていても』の日本版リメイク『わかっていても the shapes of love』が、公開直後から日本とグローバル視聴者の間で反響を呼んでいる。
Netflixでも世界同時配信中のABEMAオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』は、12月9日の配信開始以降、ABEMAドラマランキングで1位を獲得し、日本のドラマファンからの高い関心を証明した。
それだけでなく、Netflixでも日本のTV番組TOP10で初登場と同時に1位を記録し、グローバルのTV番組TOP10(非英語部門)でも10位に入った。
視聴者のオンラインレビューでも高評価を得ている。世界的レビューサイト「IMDb」では、「魅力的な俳優たちと詩的な展開を見せる作品」「トレンドを積極的に反映した韓国の原作も必ず視聴することを願う」など、公開序盤から多くのレビューが上がっている。
『わかっていても the shapes of love』は日本を背景に独創的な感性と魅力を加え、俳優の横浜流星や女優の南沙良が主演を務め、中川龍太郎監督の繊細な演出で完成度を高めた。全8話で構成された日本版リメイクは、残りの回で新たな展開と日本特有の情緒を盛り込み、韓国の原作と差別化された魅力を披露するものと期待されている。
俳優ソン・ガン、女優ハン・ソヒが主演した原作『わかっていても』の制作を手掛けた韓国の制作会社SLLは2024年、日本市場でのパートナーシップを強化し、グローバルな競争力向上に注力した。
今年7~9月にはテレビ朝日と協業して『SKYキャッスル ~上流階級の妻たち~』の日本版リメイク『スカイキャッスル』が放送されたほか、TBSホールディングス傘下の制作会社THE SEVENとドラマの共同制作プロジェクトを進めるなど、日本市場での影響力を拡大してきた。
SLLは2025年にも新規プロジェクトを発掘し、K-コンテンツの継続的な成長を確固たるものにする予定だ。
SLLのパク・ジュンソ制作部門代表は、「今年1年間、新規プロジェクトを発掘してリメイク作を公開し、日本のコンテンツ市場で基盤を固めたとすれば、来年は強化された協力ネットワークと韓日両国の制作の力量を基に、より多様な協業を試みる1年になるだろう」と伝えた。
■【写真】『わかっていても』ソン・ガン、兵役直前の“丸刈り”頭
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