アイドルグループ元LABOUMのユルヒが、ロックバンドFTISLANDのドラマーで元夫のチェ・ミンファンの反論に、無反応を貫いている。
チェ・ミンファンは12月18日、ファンコミュニケーションプラットフォームWeverseに「世の中で最も愛するファンたちに、所属事務所とは関係なく一言だけ書きます。会社、グループに属していると、守るべきことがあまりにも多いと強く感じます」「マスコミが報じたような性売買はしたことがなく、証拠不十分で嫌疑なしという結果が出たのに、していないことをどのように証明するのでしょうか。そのため、特に言うことがありませんでした」と悔しさを訴えた。
続いて「録音データで出てきたホテル、モーテルにも、当時一人でいたかったので行っただけで、これを信じてほしいというのも簡単に理解されませんね」として、「正確な証拠があれば良いのですが、申し訳ないです。弁解する方法がありませんでした」と、もどかしさを吐露している。
最後に「本当に(性売買は)違うということだけは分かってほしいです。そして僕は隠れて逃げるつもりもありません」と付け加えた。
ユルヒとチェ・ミンファンは2017年9月に交際を公開し、2018年1月に結婚を発表。チェ・ミンファンは25歳、ユルヒは20歳だったため、最年少アイドル夫婦として大きな注目を集めた。以降、結婚式前の同年5月に長男を出産し、2020年には双子の娘まで得て3人の子供の親になったが、結婚6年目の昨年12月にSNSで離婚を発表した。
離婚後、3人の子供の養育権はチェ・ミンファンが持つことになり、育児バラエティなどで奮闘する姿を見せてきた。一方のユルヒは、離婚した芸能人の独身生活を追ったリアリティ番組『もう一人だ』(原題、TV朝鮮)に出演するなど、対照的な人生を歩み始めていた。
ただ、ユルヒには「母親としての責務を放棄した」「子供を見捨てた」などの非難が殺到。結局、これらのイメージを払拭すべく、自身のYouTubeチャンネルで離婚過程とチェ・ミンファンの風俗店通いを暴露したのだった。
ユルヒはチェ・ミンファンの風俗店通いを証明する音声データを公開するとともに、普段の“望まない性接触”も告白。「(チェ・ミンファンが)家族の前で私の体を触ったり、酒に酔ってお金を(胸に)差し込んだこともある。“店の事件”を知る前のことだ」などと暴露し、世間に衝撃をもたらした。
この暴露以降、チェ・ミンファンはすべての出演番組から降板し、本業のバンド活動も中断。また、警察が性売買処罰法の容疑で調査を開始、ユルヒへの強制わいせつ容疑でも立件前の調査に着手するなど、余波は大きかった。
こうしたなか、ユルヒは再び子供たちを育てたいとして、チェ・ミンファンを相手に親権と養育権の変更、慰謝料、財産分与請求に対する調停を申し立てたのだった。
その後、ソウル江南(カンナム)警察署は10月29日、チェ・ミンファンの性売買処罰法違反、強制醜行疑惑に関して、証拠不十分に伴う嫌疑なしと判断し、不送致という結論を下した。
結果についてチェ・ミンファンは、「相手の一方的な主張とデマ、数多くの歪曲された推測が、あたかも事実であるかのように広がった状況で、僕がいかなる結果もなしに生半可に声を上げることが、むしろ状況を悪化させる恐れがあると考えた」として、「何より3人の子供のためにも状況をしっかりと整理しなければならないと思った」と明らかに。ユルヒの暴露を「一方的」「デマ」と指摘し、改めて自身には非がないと主張したのだ。
それから約1カ月半後、チェ・ミンファンは再び悔しさを訴え、性売買はしなかったと声を高めた。対するユルヒは、どのような対応を取るのだろう。動向に注目が集まっている。
(記事提=OSEN)
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