韓国の5人組男性グループSHINee(シャイニー)のメンバー、ジョンヒョンがこの世を去って7年が経った。
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ジョンヒョンさんは2017年12月18日、ソウルのとあるレジデンスで心停止状態で発見された。
通報を受けて出動した警察と救助隊員によって、近くの病院に搬送されたが、息を引き取った。27歳だった。
ジョンヒョンさんが残した文書には、「憂鬱が私を飲み込んだ」と書かれていた。
1990年4月8日生まれのジョンヒョンさんは、2008年にSHINeeのメンバーとしてデビュー。グループで『Replay』『Ring Ding Dong』『Sherlock』などのヒット曲を輩出したほか、ソロでも『Deja-Boo』『End Of A Day』『Shinin'』などの楽曲をリリースした。
また、SHINeeの『JULIETTE』『Alarm Clock』『Honesty』、テミンの『Pretty Boy』などで作詞、IUの『A Gloomy Clock』、ソン・ダムビの『Red Canle』、EXOの『PLAYBOY』、イ・ハイの『Breathe』などで作詞作曲を手掛けるなど、“作詞作曲アイドル”としても才能を発揮。それだけに早すぎる悲報には世界中から哀悼の声が寄せられた。
ジョンヒョンさんの7周忌を迎え、ジョンヒョンさんの実姉は青年文化芸術家の健康的な芸術活動のための心理相談プロジェクトを明らかにした。
財団法人ピチナ(Shiny Foundation)の公式SNSで、ジョンヒョンさんの実姉キム・ソダムさんは、「初めてカメラの前で正式に挨拶する。ずっと隠れてばかりいたみたいで、水面に上がってくることができなかったが、今は本音を分かち合える方法を探していて、始めることになった。したかったができなかった話、一人でくよくよした話。皆さんにもあると思う。一人の辛さが一人で終わらずに、乗り越える方法があると思う。その時間に閉じ込められず、ともに乗り越える時間を作ってもらえたら嬉しい」と伝えた。
財団法人ピチナは、ジョンヒョンさんがこの世を去った後、ジョンヒョンの母親が2018年秋に設立した財団で、ジョンヒョンさんが残した著作権料を基に、所属事務所がなく苦しい時間を過ごす青年芸術家のための奨学事業を進めている。
ジョンヒョンさんは私たちのもとを離れたが、今でも彼を懐かしむ声は多く寄せられている。ジョンヒョンさんはこの世を去った後も善良な影響力を発揮し続け、多くのアーティストたちを助けている。
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