女優のチョン・ユミが、突然この世を去った俳優イ・ソンギュンさんについて言及した。
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11月6日、CGV汝矣島(ヨイド)では、「第45回青龍映画賞ハンドプリント行事」が行われた。
前年受賞者のハンドプリントを行う本イベントには、俳優イ・ビョンホン、チョン・ユミ、チョ・インソン、チョン・ヨビン、コ・ミンシが参加している。
チョン・ユミは昨年、映画『家族の誕生』(2006)で助演女優賞を受賞して以来、映画『スリープ』で17年ぶりとなる賞(主演女優賞)を受賞した。
『スリープ』で日常に訪れた恐怖をリアルに表現し、観客を魅了したチョン・ユミは、ハンドプリントイベントで昨年の栄光と感動を再確認した。
この日、チョン・ユミは『スリープ』の撮影ビハインドに関して質問されると、「スタッフと監督の助けを借りて、一日一日にしなければならないことを、うまくやり遂げたいという気持ちしかなかった」として、「この質問は私の相手役だったイ・ソンギュン先輩をたくさん思い出す」と話し、注目を集めた。
また彼女は昨年の主演女優賞受賞時、先輩女優のキム・ヘスの名を口にしていた。「後輩の俳優に一言」という質問で、「後輩というよりは、演技を始めて私もいつの間にか20年が経っていた。いつも仲間の様に思っていて、後輩からもたくさん学んでいる。昨年受賞した時に言ったように、キム・ヘス先輩がいなければ、今まで役者の仕事をしていなかったかもしれない。いつも感謝している」と伝えた。
さらに、「私にとって青龍映画賞は喜びだと思う。新人の時に予想外の新人賞を受賞し、助演女優賞を受賞したときも予想できなかった。昨年も同じだった。周りの方々が祝ってくれて、一緒に映画を撮ったスタッフの方々が喜んでくれた。そのおかげで演技を続けることができるようだ」と、「青龍映画賞」への思いも語った。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・ユミ プロフィール
1983年1月18日生まれ。2003年に短編映画『愛する少女』でデビュー。2006年に出演した映画『家族の誕生』で「第27回青龍映画賞助演女優賞」を受賞し、一躍有名に。その後出演したドラマ『ロマンスが必要2』『恋愛の発見』で見せた愛らしい魅力でお茶の間をも虜にした。原作小説が日本でも話題になった2019年の映画『82年生まれ、キム・ジヨン』では圧巻の演技が評価され「第40回韓国映画評論家協会賞」女優主演賞を受賞。
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