奇しくも同じ日に天へ…韓国が誇る天才ミュージシャン2人がこの世を去った「11月1日」

2024年11月01日 話題

1月1日は、韓国が誇る2人の天才アーティストが、ともにこの世を去った日だ。

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ユ・ジェハさんは1987年11月1日に、キム・ヒョンシクさんは3年後の1990年11月1日に息を引き取った。

まず、ユ・ジェハさんは25歳という若さで突然亡くなり、ファンに大きな衝撃を与えた。

彼は大学卒業後、キム・ヒョンシクさんと同じバンド「春夏秋冬」で活動。1987年8月20日にリリースした1stアルバム『愛しているから』で広く愛されたが、間もなく不慮の交通事故でこの世を去ることになった。まだ25歳だった。

ユ・ジェハ、キム・ヒョンシク
ユ・ジェハさん(左)とキム・ヒョンシクさん

短い人生を終えてたユ・ジェハさんだが、ファンらは依然として彼を記憶し、彼の音楽で癒されてきた。天才ミュージシャンと呼ばれるほど大衆を魅了する音楽を残したユ・ジェハさんだからこそ、多くのファンが、そして後輩たちが彼を永遠に記憶している。

1989年からは「ユ・ジェハ音楽競演大会」が開かれ、2017年にユ・ジェハさんの30周忌を迎えると、追慕アルバムが発売されたりもした。歌手チョ・ギュチャン、ユ・ヒヨル、シム・ヒョンボ、イム・ホンイル、Sweet Sorrow、チョン・ジュンイル、no replyなど数多くの後輩たちが「ユ・ジェハ音楽競演大会」出身であるほど、依然として音楽で影響を与え続けているミュージシャンだ。

ユ・ジェハ、『愛しているから』
ユ・ジェハさんのアルバム『愛しているから』

キム・ヒョンシクさんは、ユ・ジェハさんが亡くなって3年後の1990年11月1日、肝硬変の闘病中に亡くなった。彼も32歳という若さでこの世を去り、大きな無念を残した。

そして翌年の1991年1月に発表された遺作アルバムで、100万枚以上の販売量を記録するほど多くの愛を受けた。

キム・ヒョンシクさんは遺作アルバムに載せられた『僕の愛、僕のそばに』をはじめ、『雨のように音楽のように』『愛していました』『雨の中の恋歌』など、数多くの名曲を残した。キム・ヒョンシクさんが去った秋に特に思い出される曲だ。

キム・ヒョンシクさん、『愛していました/闇、その星の光』
キム・ヒョンシクさんのアルバム『愛していました/闇、その星の光』

ユ・ジェハさんとキム・ヒョンシクさんは短い人生を終えて帰らぬ人となったが、彼らの音楽は依然として多くの人々の心に残っている。ユ・ジェハさんの曲のタイトルでもある『私たちの愛』が創作ミュージカルとして誕生し、観客と会ったりもした。

(記事提供=OSEN)

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