“株価操作”に関与した疑惑が浮上するも嫌疑なし終わった韓国歌手イム・チャンジョンが、満を持してカムバックする。
10月28日、所属事務所の(株)MBOXは「イム・チャンジョンが11月1日18時、新曲『If it happens, it happens(起きることは起きるから)』を発売する」とし、イム・チャンジョンの新曲を発表した。
これとともに、イム・チャンジョンの公式SNSを通じて新曲のティーザー画像を公開した。
ティーザー画像には、カメラに背を向けながら夜景を見つめるイム・チャンジョンの後ろ姿が写っている。韓国で“バラードの象徴”とも呼ばれるイム・チャンジョンらしく、独特な雰囲気が背景と自然に調和し、見る者の感性を刺激している。
『If it happens, it happens』は、偶然が重なって縁になった人々、その縁の出会いと別れ、誰にでも起き得る人生の過程のなかの感情を深く表現した曲だ。誰であっても共感を起こす歌で、感動をもたらしたいというイム・チャンジョンの率直な気持ちが込められている。
同曲は来る12月にリリースする18thフルアルバムの先行公開曲だ。イム・チャンジョンのフルアルバムリリースは2021年11月の17thフルアルバム『Nothing special with the day』以来、約3年ぶりとなるため、ファンの期待も高まっている。
事務所によると、イム・チャンジョンは来年の歌手デビュー30周年を控え、長い間ともにしたファンの声援に応えるため、今まで以上に心血を注いでアルバムを準備したという。イム・チャンジョンは『If it happens, it happens』公開を皮切りにフルアルバムのプロモーションを順次進め、本格的なカムバックに突入する予定だ。
イム・チャンジョンの18thフルアルバムの先行公開曲『If it happens, it happens』は11月1日18時、各種オンライン音源サイトを通じて公開される。
なお、イム・チャンジョンは昨年、SG証券発の株価操作問題に関与したという疑惑を受けた。ただ、イム・チャンジョン側は「事実とは違う」とし、むしろ60億ウォン(約6億円)の損害を受けた被害者という立場を明らかにした。そして今年5月、嫌疑なしの不起訴処分が下されていた。
不起訴処分の発表後、イム・チャンジョンは「弁解の余地もない無知な行動と、分別のない選択に対して法的な処罰は受けないとしても、それで私の恥ずかしかった行動を全て隠すことができるだろうか。このすべてのことを絶対に忘れず、一生反省して生きるようにする。見守ってください、もう一度。心からお詫び申し上げる」と謝罪していた。
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