ジェジュン、プロデューサーとして語るSAY MY NAMEへの思い「“水”のように必要な存在に…」【一問一答】

2024年10月21日 話題

東方神起出身の歌手ジェジュンが、自身がプロデュースする新ガールズグループSAY MY NAME(セイマイネーム)への思いを告白した。

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10月16日に1st EPアルバム『SAY MY NAME』でデビューしたSAY MY NAMEは、HANTEOチャートとサークルチャートの「リテールアルバムデイリーチャート」(10月16日時点)及び「リアルタイムアルバムチャート」と、HANTEOチャートの「日間アルバムチャート」で上位にチャートインした。

日本でも、アルバム販売店HMVの「K-POPアルバムチャート」に名を連ねたほか、リリース当日に楽天の「アルバム販売枚数チャート」で1位に上がるなど、新人とは思えない存在感を示している。

デビューアルバムのタイトル曲『Wave Way』のように“SAY MY NAMEの波”を起こすなど、K-POP第5世代を代表する新人ガールズグループとしての地位を固めているSAY MY NAME。

そんなSAY MY NAMEのデビューに際し、所属事務所iNKODEエンターテインメントの設立者であり、グループのプロデューサーを務めるジェジュンが今回、本紙『スポーツソウル』のインタビューに応じた。

ジェジュン
(写真提供=OSEN)ジェジュン

ジェジュンが語るSAY MY NAMEデビューの経緯、そして彼女たちへの思いとは。一問一答は以下の通り。

―iNKODEエンターテインメントのCSO(最高戦略責任者)を務めるジェジュンさんが、どのような方向でSAY MY NAMEを企画・制作することになったのでしょうか。

「初めて制作するということもあり、たくさん悩みました。数多くのアイドルグループや歌手がいるなかで、私はどんなテーマで企画すべきか色々と考えました。そうするうちに、私の人生、そして人々の姿を見ると、小さなモニターの中、携帯電話を毎日、毎時間のように確認する人々の姿が見えました。その小さな画面に閉じ込められているように見えるとも感じました。

そこで、SNSや小さなビューファインダー(Viewfinder)の中に閉じ込められた人々に、より本質的な自由をもたらすことができるグループがあったらどうだろうか?という思いで始めることになりました。また、K-POPの部分で最近消えかけていた、韓国における“ガールズグループ”のイメージも思い浮かべました。このような考えが少しずつ発展して、SAY MY NAMEが誕生することになりました」

―グループの象徴である「WATER(水)」、そして猫のキャラクターについては、どのように発想が浮かんだのでしょうか。

「水に対する考えが多かったんです。生きていく上での“水の存在”も考えるようになりました。(SAY MY NAMEが)それだけ必要な存在、必要な音楽になってほしいという考えが浮かびました。そうして、自分も水に対する意味を改めて考えるようになりました。

水はすべての生命の根源であり、源泉でもあります。そして、透明な水に光が当たると数え切れない色を作り出すように、メンバーの純粋さと数多くの感情、性格が出会い、無限の内面を表現しています。

水が象徴だとすれば、猫はキャラクターですが、本当に自分たちの周りにいつもいるような存在だという考えから始まったようです。

街を歩いていると、猫を偶然見かけることが多くないですか?もちろん、私も猫を飼っています。メンバーたちの宿舎に行く途中に数えきれないほど出会う子どもたちが、まさに猫たちでもあります。本当に、姿も性格もみんな違うじゃないですか。たまに、寂しそうに見えることもあります。そうするうちに、キャラクターを作るようになりました。

自分勝手で傷の多い少女たちが、共通の夢を叶えるために協力し、傷を癒し、癒してくれる成長的比喩物として猫がよく似合うだろう…。このような考えの末に出てきたのが、7つの猫のキャラクターです。メンバーの特徴を少しずつ加えたことで、カラーとメンバーの象徴的な形(Shape)も入るようになりました。もし2つを合わせるのであれば、“ムルゴヤンイ(水猫)”?になるかもしれませんね」

SAY MY NAME
(写真=iNKODEエンターテインメント)SAY MY NAME

―iNKODEエンターテインメントのCSOとしての役割と、SAY MY NAMEを運営する上でのアイデアがあれば教えてください。

「会社を立ち上げながら悩みも多くありました。アーティスト、アイドル歌手出身が運営する会社の姿を考えるようになりましたし、会社を運営するアーティストたちの姿も見ました。

私は、会社とアーティストのどちらかが“一方的”ではない構造を作らなければならないという部分を核心とし、会社を運営したいです。エンターテインメントの構造上、かなり長い時間がかかるかもしれませんが、自分としてはこの部分が核心的なミッションだと考えており、この部分を解決するために、私だけのソリューションを考えて探している最中です。この部分は現在進行中であり、結果が肯定的であるように努力します」

(私も会社運営者として、プロデューサーとしては新人ですから。どこであっても問題は生じ得ると思っています。その部分をどのように解決できるのか、その次があればどのように準備をしなければならないのかについて、常に悩んでいます)

―プロデューサーとして、SAY MY NAMEが上手く成長できるように提示できる方向性とは何でしょうか。

「私は、良い人間、大人らしい大人、大人らしいアーティストになるための礎は“謙虚さ”だと思います。常に強調している部分でもあります。そのため、自分たちに与えられた環境の運営システム、周囲のスタッフの方々の役割などについて、認識と理解度を重要視しなければならないということを話しています。

そうしてこそ、自分の価値をより良く知ることができ、周囲の環境への感謝を感じることができるので。最も近いところに自分自身を成長させる過程が隠れていることを早く知り、学ぶことが、メンバーたちにとって大きな教訓になることを願う部分が、私が与えられる方向性だと言えると思います」

◇ジェジュン プロフィール

1986年1月26日生まれ。歌手を夢見て2001年に単身でソウルにわたり、同年9月に開催されたSMエンターテインメントによるオーディション「第2回SMベスト選抜大会」でスタイルトップ部門1位を獲得。新聞配達や工事現場といった複数のアルバイトで生計を立てながら練習生としてレッスンに通った。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJとして活動。2017年以降はソロ歌手として日韓で多方面に活動しており、L’Arc~en~CielのHYDEや城田優、Mattなど、日本の著名人とも親交が深い。2023年に芸能事務所iNKODEエンターテインメントを設立し、2024年10月にデビューした7人組ガールズグループSAY MY NAMEのプロデュースを務めている。

◇SAY MY NAMEとは?

ジェジュンが設立した芸能事務所iNKODEエンターテインメントから誕生した7人組ガールズグループ。2024年10月16日、1st EPアルバム『SAY MY NAME』でデビューした。メンバーはAKB48、IZ*ONEで活動した本田仁美をはじめ、日本人のメイ、韓国人のソハ、ドフィ、ジュンヒ、スンジュ、タイ人のカニの7人で構成されている。リーダーは本田仁美。最年長は2001年生まれの本田仁美で、最年少は2010年生まれのスンジュ。

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