麻薬問題で芸能界引退を宣言した歌手兼俳優パク・ユチョンが、芸能活動復帰を暗示した。
3月10日、パク・ユチョンはSNSに「pyc_official+」というアドレスの公式アカウントを開設した。
【写真】パク・ユチョンがふざけた姿も見せたストリーミング生放送
該当アカウントには、「パク・ユチョンさんの公式Twitterとインスタアカウントがオープンしました。今後、公式SNSを通じてユチョンさんのさまざまなニュースと新しい姿を伝える予定なので、たくさんの愛と関心をお願いします」という書き込みが掲載された。
これに先立って、パク・ユチョンは2019年4月、ヒロポンなどの麻薬を投薬した疑いで懲役10カ月・執行猶予2年、追徴金140万ウォン(約14万円)を言い渡された。
当時、パク・ユチョンは緊急記者会見を開き、「麻薬をやっていたら芸能界から引退する」と涙を流しながら潔白を主張したが、調査の結果、麻薬を投与したことが明らかになり、ファンに大きな衝撃を与えた。
その後、事実上、芸能界から撤退していたパク・ユチョンだが、今年1月、執行猶予期間中にタイ・バンコクで有料ファンミーティングを開催することを明らかにし、再び世論の俎上に乗せられた。
ファンミーティングでパク・ユチョンは、「(現状を)しっかり乗り越えて再び活動してみたい。皆さんのそばに寄っていきたい」と芸能界活動への意気込みを語ったと伝えられた。
それだけでなくパク・ユチョンは最近、弟である俳優パク・ユファンがツイッター上で進めたストリーミング生放送にも出演し、日本のファンからのコメントに一つひとつ答え、焼酎やビールなどを飲みながら明るい姿で放送を続けた。
セックススキャンダル、麻薬容疑、嘘の記者会見まで、何かと騒がしかったパク・ユチョン。
今回のストリーミング生放送出演と公式SNSオープンも、芸能界復帰のための布石ではないかという解釈が出ているなか、論争後に「自粛」ではなく「引退」すると宣言した彼の復帰を見つめる大衆の視線は、依然として厳しいものとなっているが……。
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