「“女優ソン・ナウン”になった」Apink出身ソン・ナウン、『家いっぱいの愛』に込めた思いを語る【インタビュー】

2024年09月21日 話題 #Netflix

女優ソン・ナウンがNetflixで配信された『家いっぱいの愛』の感想を伝えた。

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最近、ソン・ナウンはソウル・三清洞(サムチョンドン)のカフェで、ドラマ『家いっぱいの愛』の放送終了を迎えてインタビューを行った。

9月15日、最終回が韓国で放送され、ソン・ナウンは「とても幸せな現場だった。多くのことを学ぶことができた現場なので、意味のある作品として残りそうだ。私も視聴者の立場で楽しく作品を見ていて、最後というのが残念。『家いっぱいの愛』がない週末は物足りない。作品を愛してくださった多くの視聴者の方に感謝の気持ちを伝えたい」と、感想を語った。

ソン・ナウン
(写真=YGエンターテインメント)

『家いっぱいの愛』は、相次ぐ事業失敗で全財産を全て使い果たし、離婚した父親のピョン・ムジン(演者チ・ジニ)が11年ぶりに金持ちになって母親のクム・エヨン(演者キム・ジス)の前に現れて起きる様々な話を盛り込んだドラマ。

劇中でソン・ナウンは、母親と再婚するためにあらゆる努力を尽くす父親を牽制するピョン・ミレ役を引き受けた。

本作はピョン・ミレの視点で、ピョン・ミレのナレーションで進められる。それだけに話を導いていかなければならないソン・ナウンの責任感も少なくなかったはずだ。

彼女は「最初は負担にもなり、うまくやり遂げることができるか心配だった。だが、作品を選択したのは、ミレが成長するキャラクターであったから。作品をうまく終えれば私もミレのように成長して強くなれると思って選択した。そして、序盤に読み合わせをした時、監督が“ミレの姿がある”と言ってくださった。他人に見られる私のイメージとミレは相反すると思ったが、私にもミレの姿があるということを知り、これをうまく生かせばミレをうまく演じることができるという自信ができ、勇気を得た」と、役柄に対する思いを伝えた。

ソン・ナウン
(写真=YGエンターテインメント)

ピョン・ミレと自身の共通点を尋ねると、ソン・ナウンは「ミレと違う点はあるが、似ている点も多い。私もこの仕事を10年以上やってきて、今まで持ちこたえて来られたのは根性と粘り強さ、責任感があったからだと思う。その部分においてはミレに似ていると思った。職業的には経験できない部分なので、資料を探したり、検索もしてみたり、周りに聞いたりもした。衣装も試案を直接探したりしながら知っていこうとした」と、役との共通点を明かした。

今作はピョン・ミレを中心に作品が展開されるだけに、ピョン・ミレは作品に登場するすべての人物と出会うキャラクターでもある。

ソン・ナウンは「状況、シーン、会う人物ごとに違う表現をしようとした。お父さんとの関係が作品で一番ポイントになる部分だが、お父さんとは愛憎の関係。最初、感情をどのように表現すべきか悩んだ。だが、先輩と息を合わせていくうちに自然に表現できた。時間が経つと父親と関係が修復して再び親しくなる瞬間があるが、そのような部分において段階的にミレの感情線がよく表現されるように相談した」と、役作りの秘話を明らかにした。

今回の作品を通じて、「成長して強くなりたい」という気持ちで出演を決心したソン・ナウン。この目標を達成したのかという質問に、「たくさん成長したと思う。これから埋めていく部分も多いが、一段階一段階進むのが正しいと思う。ミレとしても成長し、ソン・ナウンとしても成長した。今回の作品をしながら監督や先輩、他の俳優の方など、とても良い大切な縁に出会えて、その部分においても感謝している」と、ドラマに出演した感想を語った。

ソン・ナウン
(写真=YGエンターテインメント)

ソン・ナウンはこれまで出演した作品を通じて一部の視聴者から演技力に対する批判を受けたりもした。今作で一層成長した姿を見せたソン・ナウンは、「多様な反応をよく知っている。いい話かもしれないし、苦言かもしれないが、それさえも私にくれる関心なので感謝し、足りない部分を埋めていこうと努力している。実際、私も演技をしながら100%満足することはできないと思う。足りない部分は当然ある。そのような反応も結果も謙虚に受け止め、もっと努力して良い姿を見せればいいのではないかと思う」と、正直な気持ちを打ち明けた。

2011年、Apinkのメンバーとしてデビューしたソン・ナウンは、デビューと同時に映画やドラマなどに出演し、俳優としての活動も始めた。

比較的早くから演技アイドルとして活躍した彼女は、「演技は以前からやりたい気持ちがあった。やりたくて始めたが、やればやるほどもっとやりたくて、上手になりたくて、欲が出るのが演技のようだ。作品をする度に補完しなければならない点があり、残念な点があり、次の作品をもっとうまくやりたくなった」と、演技の魅力を伝えた。

ソン・ナウン
(写真=YGエンターテインメント)

芸能界活動を始めて14年目になったソン・ナウンは、10年間の活動を振り返って「私が早く社会生活を始めた。幼い年で大人たちの世界に飛び込んだので、それが難しかった。早く大人になって、早く成熟したようだ。大人らしくなければならないというプレッシャーもあった。作品でミレも父親のせいで家庭の責任を負おうと決心して早く大人になったが、そのような部分は共感した」と打ち明けた。

その一方で、「時間を戻してもこの職業ができるなら再びすると思う。この仕事が好きで楽しい。私の性格と合わない気もするが、よく合うと思う部分もあって、うまくやっていきたい欲がある」と演技への思いを語った。

ソン・ナウンは、『家いっぱいの愛』がどんな作品として残るかという質問に「まだ女優という名称がぎこちないことがある。女優としてまだあまり見せられていないと思ったが、今回の作品を契機に“女優ソン・ナウン”になったと思う。次の作品でうまくできる踏み台やきっかけになったようだ。勇気をたくさんもらったし、自信もたくさん得たので意味のある作品」と今作の特別さを伝えた。

最後に、「今まで10年以上地道に仕事をしてきた人として、好きな仕事をしながら多くの人に愛され、応援されるのは幸せなことだと思う。だから、これからも愛され続ける俳優になりたい」と今後の願いを語った。

◇ソン・ナウンプロフィール

1994年2月10日生まれ。2011年4月にガールズグループApinkのメンバーとしてデビュー。端正な顔立ちとスタイルの良さでグループではビジュアルメンバーであり、ガールズグループ全体でもビジュアルメンバーとしてよく名前が挙がった。ウエストの細さも話題になり、「アリの腰」とも呼ばれている。アイドルとしても絶好調だった2021年4月、女優活動のためYGエンターテインメントに移籍。翌年の2022年4月、11年間活動したApinkから脱退した。

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