韓国の配信者が元暴力団ユーチューバーから麻薬を受け取り、ともに使用していたことがわかった。
ソウル江南(カンナム)警察署は9月12日、BJ(ブロードキャスティング・ジョッキー、配信者)のセヤに対して麻薬投薬の疑いで拘束令状を申請し、同日午前にソウル中央地裁で拘束前被疑者尋問を行った。
セヤは元暴力団ユーチューバー、キム・ガンペから麻薬を受け取り、ともに投薬した疑いが持たれている。セヤは審査終了後、「麻薬容疑を認めるか」「他のBJと集団投薬したか」など、取材陣の質問に黙々と返事をしたあと、場を離れた。
先立って8月23日、キム氏が麻薬類管理法違反の疑いで拘束された際、ともに麻薬を使用したという疑惑が提起されたセヤは、自身のAfreecaTVチャンネルで関係がないと否定していた。これにより、偽りの釈明をしたという疑惑も提起されている。
セヤは「1年6カ月前に生放送で自白し、警察署に行ってきた。その時から誠実に警察の取調べを受けた。その後、悪いことは絶対しなかった」と釈明。続いて、「最近まで治療を着実に受けてきたし、まだ10月1日の治療予約ができている」として、「(麻薬使用が)生きていて一番後悔したことだ。二度とそんなミスはしない。本当に一番後悔している」と強調した。
しかし、警察の捜査過程でセヤはキム・ガンペから麻薬を受け取り、自宅などで知人と一緒に数回投薬した疑いが提起されている。ソウル中央地検は拘束する理由があると判断し、令状を請求したというわけだ。
警察はセヤのほかにも、ほかのAfreecaTVのBJや、セヤが所属するエンターテインメント会社の役員・従業員20人あまりの麻薬投薬の証拠をつかみ、捜査を行っているという。
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