俳優イム・シワンの人間性に注目だ。
韓国の民間救護団体「希望ブリッジ 全国災害救護協会」は9月11日、イム・シワンが災害被害を被った人々が日常に戻るための「持続ケア事業」に使ってほしいと、3000万ウォン(約300万円)を寄付したと明らかにした。
持続ケア事業は水害などの災害以降、経済的な理由などで困難に陥っている人々を支援する事業だ。「希望ブリッジ」は災難被害の程度などを基準に支援地域を選定し、該当自治体の推薦と実態調査を経て支援対象を確定する。選定された世帯には年4回訪問し、食料品、医薬品、生活用品などを支援する。
イム・シワンは「災難を体験した方々が今も苦しい生活をしているという便りを聞き、不足ながら力を与えるために寄付を決心した。今後も災難被害をうけた人々の日常回復のために努力する」と話した。
イム・シワンの寄付は初めてではない。
2019年、江原道(カンウォンド)の山火事被害のための寄付を皮切りに、毎年台風、山火事、トルコ・シリア地震などで後援している。現在まで、イム・シワンが寄付した金額は1億2000万ウォン(約1200万円)だ。
そんなイム・シワンは、Netflix映画『キル・ボクスン』のスピンオフ『カマキリ』(原題)とNetflixオリジナル『イカゲーム2』に出演する。
◇イム・シワン プロフィール
1988年12月1日生まれ。韓国・釜山広域市出身。2010年に9人組ボーイズグループZE:Aとしてデビュー。2012年にドラマ『太陽を抱く月』のホ・ヨム役の子役として演技を始め、2014年のドラマ『ミセン-未生-』で俳優としての実力を証明。「演技ドル」(演技+アイドル)として最も成功した人物ともされている。
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