BLACKPINKのジェニーが1年ぶりに帰ってくる。
K-POPを代表するガールズグループのメンバーであり、ソロとしても様々な記録を作ってきたジェニーのカムバックの予告に世界中が注目している。
所属事務所OAエンターテインメント(ODD ATELIER)が9月9日に発表したところによると、ジェニーは米大手レコード会社のコロムビア・レコードとパートナーシップを締結し、10月にソロシングルをリリースする。
コロムビア・レコードは、ビヨンセ、アデル、ハリー・スタイルズなど世界的なポップスターが所属しているアメリカの大手レコード会社であり、ソニー・ミュージックエンタテインメントの傘下レーベルだ。コロムビア・レコードはジェニーのソロ活動に対する支援を約束した。
ジェニーのソロ曲は、2023年10月に発表されたスペシャルシングル『You & Me』以来、約1年ぶりだ。
BLACKPINKのメンバーで最初にソロデビューしたジェニーは、初のソロ曲『SOLO』に続き、『You & Me』をヒットさせた。特に『SOLO』のミュージックビデオは再生回数10億回を超えた。これはK-POP女性ソロアーティストとしては初めての記録だった。
またジェニーは、2023年にリリースしたザ・ウィークエンド&リリー=ローズ・デップとのコラボ曲『One Of The Girls』が、米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に20週連続でチャートインした。そのおかげで韓国女性ソロアーティストとして初めて、米レコード産業協会のプラチナ認証を獲得している。
今回の新曲は、長らく所属したYGエンターテインメントを離れ、独立レーベルで初めて発表する曲になる。ジェニーは長期間、曲作業に力を入れてきたという。YGエンターテインメントの殻を破ったジェニーの新しい音楽が期待を集めている。
ソロアルバムのほかにも、ジェニーは全方位的な活躍を続ける予定だ。昨年12月に独立レーベルを設立し、『アパートメント404』などのバラエティ番組にも出演した。大衆と身近にコミュニケーションしようとする意志を表明したわけだ。
また、歌手ZICOのデジタルシングル『SPOT!』のフィーチャリングに参加し、ビリー・アイリッシュの新しいアルバム発売記念リスニングイベントにサプライズ登場し、MCを務めるなど、これまで見られなかった新しい活動を思う存分繰り広げている。
さらにバラエティ番組『My name is ガブリエル』(原題、JTBC)の撮影も終えた。キム・テホPDとのコラボでどんな魅力を見せるかも期待が高い。
この間、喫煙騒動で謝罪するなどのアクシデントもあったが、ジェニーだけでなくリサ、ロゼ、ジスまで、BLACKPINKのメンバー全員が2025年にYGエンターテインメントとBLACKPINKの完全体カムバックとワールドツアーを確定したりもした。いつになく変化の幅が大きい時点だ。
とあるK-POP界の関係者は「YGエンターテインメントを離れ、独り立ちに乗り出し、ソロ歌手としても評価される場に立つことになった。これまで呼吸を合わせたTEDDYなどのプロデューサーを離れることになった。独り立ち後には自分だけの音楽の力量を発揮しなければならないので、肩の重みは増しただろう」とし、「最近様々な経験を積んできただけに、ジェニーが見せてくれる新しい音楽に対する期待も大きい」と話した。
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億件を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。2023年12月、個人事務所「ODD ATELIER(OA)」を設立した。
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