俳優ハン・ジョンスが父親、親友だった俳優キム・ジュヒョクさんに続き、妹までも相次いで天国に見送りながら悲しい日々を過ごしている。
大切な人たちを続けて失ったハン・ジョンスに対して、慰めの言葉も続いている。
先立って8月25日、ハン・ジョンスの妹が亡くなったという悲報が伝えられた。ハン・ジョンスは6月、「私の妹がとても苦しんでいます」と明かし、「いつも明るくて元気な子だったが、幼い頃から成人になった後まで気を使ったことがなくて、とても申し訳なくて心が痛いです。祈ってください」と伝えていた。
しかし2カ月後に突然の悲報が伝えられ、切なくさせた。ハン・ジョンスは9月8日、「私が見た世界で一番美しい写真です。もっと多くの写真を残せなくてとても残念です。彼女は最後まで闘い、あきらめませんでした」と残念な気持ちを表わし、妹を思い出して見守る人々まで胸が詰まるようにした。
特にハン・ジョンスは2023年3月、チャンネルAの『オ・ウニョンの金相談所』に出演し、パニック障害や睡眠障害を患っていると明らかにしたことがあり、今回の妹の死去がさらに悲しさを抱かせた。
当時、ハン・ジョンスは俳優キム・ジュヒョクさんの事故後、パニック障害と睡眠障害が生じたと明らかにしたのだ。これに対してオ・ウニョン博士は、ハン・ジョンスの症状を「外傷後哀悼症候群」と表現したりもした。
ハン・ジョンスは今年も6周忌を迎え、キム・ジュヒョクさんのお墓を訪れた。ハン・ジョンスは「実は昨日が命日だったが、事情があって今日…」とし、「今年も多くの方々が訪ねてくださって本当にありがとうございます。チャ・テヒョンさんもいらっしゃったんですね。ありがとうございます。今日、一緒に来てくれたユニョンも本当にありがとうございます」と書き、数枚の写真を投稿した。
親友のキム・ジュヒョクさんに続き、近い家族である妹まで先に見送ったハン・ジョンスに、ファンらは「心を落ち着かせて間もないのにこんな悲報が」「とても大変だと思うが、こういうときほど心をしっかり持たなければならない」「良いところに行かれたはず。ハン・ジョンスさん、頑張ってください」と慰めの言葉を伝えている。
なお1972年11月20日生まれのハン・ジョンスは、1996年に男性デュエット「De-mix」のメンバーとしてデビューし、2003年の映画『TUBE チューブ』を皮切りに俳優に転向した。
ハン・ジョンスの家族関係も話題を集めたことがある。彼の父親は、北朝鮮出身のサッカー選手ハン・チャンファ。韓国初のワールドカップとなった1954年のスイスW杯にセンターバックとして出場したことがある。2006年に亡くなった。
(記事提供=OSEN)
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