今年のツアー市場で最も高い売り上げを記録したK-POPグループは誰だろうか。
それを知るためのランキングを米ビルボードが12月15日(現地時間)に発表した。「Top 10 Highest Grossing K-Pop Tours of the Year」だ。
米ビルボードは「K-POPは今、ツアー分野において過去最高の勢いを見せている」と紹介し、「年間トップ100ツアー売上の7.7%を占め、2023年の5.1%、2019年の4%を上回った」と伝えた。
続けて、今年は、2019年にオールジャンルのトップツアーチャートで3位に入ったBTSが不在にもかかわらず、「K-POPはトップ100に過去最多となる8組がランクインし、前年の2倍となった」とK-POPの勢いを説明した。
そして、2024年10月1日から2025年9月30日までに世界各地で行われたすべての公演を対象に、K-POPグループのトップ10を発表した。
まず10位はaespa(興行収入1800万ドル、動員数13万8000人、公演数15回)、9位はG-DRAGON(興行収入2710万ドル、動員数11万7000人、公演数9回)となっている。G-DRAGONは、わずか9公演でトップ10入りを果たしたことになる。
続いて、8位にLE SSERAFIM(興行収入3410万ドル、動員数23万7000人、公演数27回)が入り、これがガールズグループとしては最高位だった。
7位にはBTSのJIN(興行収入4610万ドル、動員数28万7000人、公演数18回)がランクイン。
一方、6位にTOMORROW X TOGETHER(興行収入6430万ドル、動員数48万5000人、公演数39回)、5位にATEEZ(興行収入7000万ドル、動員数40万人、公演数28回)、4位にENHYPEN(興行収入7610万ドル、動員数55万6000人、公演数25回)と、第4世代ボーイズグループがツアー市場の中核を担っていることが浮き彫りになった。
3位はBTSのJ-HOPE(興行収入7990万ドル、動員数50万4000人、公演数33回)。JINも含めて、米ビルボードは「トップ10のうち、2人はBTS出身で、初のソロ単独ツアーで存在感を示した」と高く評価した。
そして2位にSEVENTEEN(興行収入1億4240万ドル、動員数96万4000人、公演数34回)が入り、1位は断トツの動員数を誇ったStray Kids(興行収入1億8570万ドル、動員数130万人、公演数31回)が輝いた。
BTS不在という状況下でも、K-POPはむしろ裾野を広げ、世界のツアー市場で確かな存在感を示した一年となった。
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