熱愛説が浮上したBTSのJUNG KOOKに対し、一部のファンが支持と応援のメッセージを掲げたトラックを送り、脱退を要求する一部ファンとの対立の構図が鮮明になっている。
先立って12月10日、ソウル龍山(ヨンサン)のHYBE本社前には、「カップルタトゥーを消さないのならBTSの活動から抜けろ」「軍隊を待っていたARMY(BTSファン)に返ってきたのは“ファン欺瞞”」「グループに被害を与えるファン欺瞞行為、正気なのか?」といった文言を電子掲示板に掲げたトラックが送られた。
JUNG KOOKの熱愛説を受けて、グループ脱退を要求するトラックデモが行われたのだ。
一方で、オンラインコミュニティやSNSなどによると、翌11日には、JUNG KOOKを支持する一部ファンによる“トラック応援”が行われた。
これはJUNG KOOKのファンクラブ「JJKS」などが主導したものだ。
そのトラックにはJUNG KOOKのステージ映像が流され、「JUNG KOOK、君が望む道を安心して選べ。JJKSは無条件で支持する」といった文言が掲げられた。
また、「スーパーボウルを諦め、4年も早く入隊した“ワールドカップ歌手”JUNG KOOKは、誰に対しても恥じることはない」「JUNG KOOKはいかなる脱退の脅しも恐れておらず、事実としてBTSはJUNG KOOKなしには成り立たない」といったメッセージも掲げられた。
先立って12月5日、オンラインコミュニティやSNSを通じて、JUNG KOOKとaespa(エスパ)・ウィンターが交際中であるという熱愛説が浮上した。
その根拠として、同じような位置に彫られた“子犬3匹の顔”を描いたタトゥーや、JUNG KOOKが軍服務期間中にaespaのコンサートを訪れたという目撃談などが挙げられた。
K-POP界を代表する人気アイドル同士の熱愛説であるだけに、大きな注目が集まったが、1週間が過ぎた現在に至っても、双方の所属事務所は特別なコメントを発表していない。2人の熱愛説は、否定も肯定もされていない状態だ。
JUNG KOOKを批判するトラックと応援するトラックがHYBE前に並ぶ現状は、ファンの間で受け止めが割れていることを浮き彫りにしている。
はたしてJUNG KOOKの熱愛説をめぐる波紋は収束するのだろうか。所属事務所が何らかの対応に踏み切るのか、その動向が注目される。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、現事務所含め多数の大手芸能事務所からオファーを受けた。本人は、「見学の際にRMのラップに感銘を受けて決めた」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。2023年12月に入隊し、2025年6月11日に除隊した。
■【画像】JUNG KOOKとウィンターに熱愛説、“カップルタトゥー”まで? 3つの根拠
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