性病にかかっていることを知った上で女性と行為に及び、感染させた疑いを持たれている韓国サッカー選手が、所属クラブとの契約を解除した。
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7月9日、京畿地方の始興(シフン)警察署は、傷害の疑いでKリーグ2(2部)の慶南(キョンナム)FCに所属するFWユン・ジュテ(34)を書類送検したと発表した。
ユン・ジュテは性病に感染していることを認知した上で女性と行為に及び、感染させたという疑いを受けている。昨年12月に被害女性が告訴状を提出したことで捜査が始まり、警察はユン・ジュテに“未必の故意”があったとして傷害容疑を適用した。
所属する慶南FCは、本件を8日に把握。当時、ユン・ジュテはリーグ戦のメンバーリストに名を連ねていたが出場せず、クラブは翌9日に公式SNSを通じて活動停止措置を取ったと発表していた。
そして2日後、慶南FCは11日にユン・ジュテと契約解除を発表。「選手は最近の不祥事に対する責任感を感じ、クラブとチームメイトにこれ以上負担を与えないよう、契約解除の意思を明らかにした。クラブは選手の意思を受け入れ、類似の事例が再発しないよう努力する」とし、「まだ、いずれの結果も出ていないが、歪曲された記事を正すよう調査手続きに誠実に臨む」と明らかにしている。
ユン・ジュテは延世(ヨンセ)大学を経て2011年5月にドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトでプロキャリアをスタートさせ、2シーズンで32試合3ゴールを記録。その後、2013年にドイツ2部のザントハウゼンに加入するも、結果を残せず帰国。2014年からはFCソウル(14~20)、尚州尚武FC(17~18、兵役期間)安山グリナース(23)、慶南FC(21~22、24~)と国内クラブを渡り歩き、177試合43得点11アシストを記録している。
なお、慶南FCは昨年も所属選手の不祥事で物議を醸した。DFのキム・ミョンジュンが虚偽のてんかんで兵役不正に関与し、懲役1年、執行猶予2年を宣告される事件があった。
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