成功率は意外に低い…ソン・フンミンがPKを決めきれない理由とは

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マルチゴールの活躍も、“玉にきず”はPK失敗だ。直前の試合でクラブキャリアで初めてPKを成功させたが、未だ自身の抱えるジンクスを打ち破れずにいる。

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ソン・フンミン(27・トッテナム)は2月16日(日本時間)のプレミアリーグ第26節アストン・ヴィラ戦で2ゴールを決めた。試合はトッテナムが2-3で勝利している。

このゴールで公式戦5試合連続得点を達成し、プレミアリーグ公式サイトでマン・オブ・ザ・マッチにも選出されたソン・フンミンだが、PK失敗だけが惜しい。

(写真提供=ロイター/アフロ)ソン・フンミン

ソン・フンミンは、1-1の同点で迎えた前半終了間際にPKキッカーを務め、ゴール左隅を狙うも相手GKペペ・レイナに読まれセーブされてしまった。幸いにもこぼれたボールを自身で押し込み得点にはつながったが、純粋に喜ぶことはできないだろう。

公式戦初めてのPKで失敗しているソン・フンミン

ソン・フンミンはクラブと代表チーム合わせ9回PKを蹴り、そのうち成功したのはわずか4回。成功率では44%と5割を切っている。

彼が公式戦で初めてPKキッカーを任されたのは、2015年3月31日に行われたニュージーランドとの親善試合だ。

元韓国代表チャ・ドゥリの引退試合として開かれたこのゲームで、ソン・フンミンは前半にPKを蹴るも失敗に終わった。

その後、2016年リオ五輪グループステージでのフィジー戦、2017年のモロッコとの親善試合ではPKを決めたが、2018年9月から10月にかけコスタリカ、ウルグアイと続けて行われた親善試合では、すべてPKを失敗した。

しかし、2019年10月10日のカタールW杯アジア2次予選スリランカ戦ではPKを成功させた。そして、2020年1月6日のFAカップ32強のサウサンプトンとの再試合(3-2でトッテナムが勝利)で、自身のクラブキャリア初めてPKを成功させた。

スリランカ戦でPKを蹴るソン・フンミン

これまで所属したハンブルクやバイヤー・レバークーゼン、そして現所属のトッテナムでPKを得意とするキッカーがいた。レバークーゼンでは元ドイツ代表シュテファン・キースリング、トッテナムではハリー・ケインがPKキッカーを務めていた。

ソン・フンミンがクラブでPKを蹴るときは、彼らのようなキッカーがいないときだ。初めてPKゴールを記録したサウサンプトン戦でも、ケインが負傷離脱中というのもあり、彼に機会が回ってきた。

5度のPK失敗の中には、“ゴール取り消し”の判定に泣かされたものもある。

2018年2月28日のFAカップでのロッチデール戦で、ソン・フンミンは一度はPKを成功させる。しかし、その際に“GKを騙す動きをした”と判断され、得点は無効となってしまった。

だが、仮に得点が認められていても成功率は55%にとどまっている。

止まる動作がGKに読まれやすいという見解も

ソン・フンミンはここ最近、PKを練習していたという。それでもアストン・ヴィラ戦で同じ失敗を繰り返してしまった。

なぜソン・フンミンはPKを決めきれないのか。多数の専門家は経験不足と心理的圧迫感にあると言及している。

欧州リーグで通算132ゴールを挙げているソン・フンミンは、他のFWと比べPKによる得点が少ない。チームメイトのケインは2015~2016シーズンから現在まで18回PKによるゴールを決めているが、ソン・フンミンは同じ期間でわずか1回のみだ。

ソン・フンミンの動作を指摘する声も多い。

ソン・フンミンはGKのタイミングをずらそうと、ボールを蹴る直前に一度止まる動作をする。これまで9回のPKでは7回止まる動作をしている。

初めてPKを任されたニュージーランド戦では止まらずにボールを蹴った結果、GKにセーブされた。以降は止まる動作を取り入れ成功(フィジー戦、モロッコ戦)が続くと、その後も同じパターンで蹴るようになった。

だからこそ、GKからするとコースを読みやすいという見解もあるという。

アジア人初のプレミアリーグ通算50ゴールの偉業を達成したソン・フンミンでも、“PK成功率”という克服すべき課題があるようだ。

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